お客さまからの「ありがとう」を大切に キャリアを重ねていきたい

第一生命保険株式会社 仙台総合支社 仙台コンサルティング営業室 仙台第五オフィス
行川 詩乃さん

行川さんの所属するオフィスのフロアは9割が女性社員。「細やかな気遣いはこの環境ならでは。勉強になります」

現代ビジネス学科1期生の行川さん。「経済やビジネスへの関心はもちろん、将来しっかり働いていきたいと思って選んだ進路でした」

営業活動に欠かせない商品説明ツールと、お客様とのやりとりや気づきなどを記録している「活動手帳」。

今の会社に就職を決めたきっかけは?

就職活動を始めた当初は不動産業界ばかり見ていたのですが、その隣接業界である金融業界にも興味が湧き、説明会に足を運んだことがきっかけです。先輩が就活について悩んでいた私の話を親身になって聞いてくださったことや、選考中もこちらの意思を尊重してくれたことなどが決め手となり、人を大切にする会社だという確信が持てました。

現在の仕事内容を教えてください。

私は主に官公庁を担当し、お昼休みの時間に営業活動へ伺っています。毎日通うことで皆さんに顔を覚えていただき、普段の何気ない会話からご提案につながることもあります。訪問資料の準備や請求書の作成、ミーティングといった社内業務のほか、夕方にアポイントがとれた場合は、再びお客さまのところへ伺うこともあります。

仕事のやりがいはどんなところですか?

保険に関しては「よくわからない」と感じている方が多いので、ご説明した時に「こういう仕組みだったんだ。教えてくれてありがとう」と言っていただいたり、お客さまに最適なプランがご提案できた時は嬉しく思います。

最も印象に残っている出来事は?

やはり、初めてお客様からご契約をいただいたことですね。当時、他の同期が続々と初契約を決めていく中で、私はなかなか成果を出すことができませんでした。ですが、地道に関係性を構築したことで、個人年金のご契約をいただくことができました。頑張ればいつか必ず実を結ぶ、ということを強く感じた出来事でした。今では営業先の方々から「ゆっきー」と愛称で呼んでいただいています。

学生時代の学びや経験で生かされていることはありますか?

ゼミでは主に国際経済学を学んでおり、貿易関係への興味もあって輸入食品店でアルバイトをしていました。コーヒーの試飲販売を担当していたとき、限られた時間の中で一人でも多くのお客さまに興味を持っていただけるよう、恥ずかしがらず積極的にお声がけする度胸が身に付きました。今の営業活動に活かされていると思います。また授業の一環で、タイで民芸品などの買い付けも体験しました。もともと引っ込み思案なタイプでしたが、学生時代のさまざまな体験が変わるきっかけになったと思います。

これからの目標は?

当社は産休や育休がしっかり取得でき、職場復帰もしやすい会社なので、ライフステージが変わってもずっと働き続けたいです。また、営業活動を裏で支える部署にも興味があるので、そういった機会をいただけるなら、ぜひチャレンジしたいと思っています。