宮城学院女子大学の前身である宮城女学校が誕生したのは、1886年のこと。
初代校長であるE・R・プールボーは、学校創立から7年間献身的に努めました。「キリスト教に基づく女子教育を日本の女性たちに」。その思いを胸に日本派遣の呼びかけに応じたのは、プールボー30歳の時でした。

初代校長プールボー
その後、あとを継いだモール、ズーフルなど歴代の校長らのもと、細やかな心づかいと配慮にあふれた校風がカタチ作られるとともに、時代や社会の変遷のなか、キリスト教信仰に基づく人間教育と人格教育を柱に独自の歴史を刻んできました。
戦後の1946年には組織の拡充に伴い、校名を「宮城学院」に改称。そして1949年、新学制により設置されたのが「宮城学院女子大学」です。現在、幼稚園/中学校/高等学校/大学/大学院を有する総合学園となり、2026年に創立140周年を迎えます。