日本学生支援機構の奨学金は、国が実施しており、経済的理由により修学に困難がある優れた学生を対象としています。大学院も含め全学科・全学年が申込可能であり、最も採用枠の多い奨学金です(本学奨学生の9割がこの奨学金を受けています)。
奨学金の種類は、「第一種(無利子)」「第二種(有利子)」の2種類があり、それぞれの学力基準・家計基準をもとに選考・推薦し機構の審査を受け、奨学生を決定します。

奨学金の種類

  種類 募集 貸与開始 貸与終期
定期採用 1.第一種奨学金(無利子) 4月/10月 4月/10月 卒業予定期
2.第二種奨学金(有利子) 4月/10月 4月~ 9月/10月〜翌年3月の間で希望する月 卒業予定期
3.入学時特別増額貸与奨学金 (有利子) 1年次(編入次期)の1または2と同時 1回のみ
緊急
採用

応急
採用
4.緊急採用第一種奨学金 (無利子) 随時 家計急変の事由が発生した月以降で希望する月 採用年度末(継続可)
5.応急採用第二種奨学金 (有利子) 随時 家計急変の事由が発生した月以降で希望する月 卒業予定期
6.入学時特別増額貸与奨学金 1年次(編入次期)の1または2と同時 1回のみ

※家計急変対象者:失職・破産・事故・病気・死亡もしくは火災・風水害等の災害等又は学校の廃止によりやむを得ず他の学校に入学することで修学に要する費用が増加したことにより家計が急変し、緊急に奨学金が必要となったと認められた者。
家計急変の事由が発生してから12か月以内に申請が必要。

■貸与月額

以下の貸与月額から申込希望者が選択でき、貸与途中で必要が生じた場合は変更できます。
※基準を満たせば第一種・第二種奨学金の併用貸与を出願できます。
※2018年度以降入学者が第一種奨学金の最高月額を選択する場合は、認定所得金額が併用貸与基準以下であることが必要です。

学部学生(2018年度以降入学者)

種別 貸与月額
第一種奨学金 自宅通学 20,000円・30,000円・40,000円
または最高月額54,000円から選択
自宅外通学 20,000円・30,000円・40,000円・50,000円
または最高月額64,000円から選択
第二種奨学金 20,000円~120,000円の中から10,000円単位で選択

学部学生(2017年度以前入学者)

種別 貸与月額
第一種奨学金 自宅通学 30,000円または54,000円から選択
自宅外通学 30,000円または64,000円から選択
第二種奨学金 20,000円~120,000円の中から10,000円単位で選択

■選考基準

①学力基準
第一種奨学金
1年次 1.高校または専修学校高等課程最終2ヵ年の成績が3.5以上の者
    2.高等学校卒業程度認定試験合格者で上記に準ずる者
2年次以上 本人の属する学科上位1/3以内の者

第二種奨学金
1.出身学校または大学での成績が平均水準以上と認められる者
2.特定の分野で特に優れた資質能力を有すると認められる者
3.学修に意欲があり学業を確実に終了できる見込みがあると認められる者
4.高等学校卒業程度認定試験合格者で、上記のいずれかに準ずると認められる者

②家計基準
父と母双方の収入、またはこれに代わって家計を支えている者の収入額(1年分)から控除額を引いた額が、日本学生支援機構の定める収入基準であること。

お問い合わせ

学生課 gakusei-c@mgu.ac.jp
電話:022-277-6271(平日8:50~17:00)