宮城学院女子大学では、すべての学生に対して基礎教育「MGUスタンダード」を実践しています。

「MGUスタンダード」は、建学の精神を基盤とし、キリスト教精神を理解する科目、女性としての生き方を考える科目、すべての学問探究のための基礎となる科目、グローバル社会に対応するための科目などで構成されています。

「MGUスタンダード」で重視するのは、まず学生の知的好奇心や探究心にどこまでも応える環境づくり。そして、実践を通して身につけた専門性を深く掘り下げ、確かなものとしていく成長のサイクル。さらには、目標を持って学ぶ学生を支援するためのさまざまな制度や実践教育の充実です。

それは、どの学部・学科に所属していても、それぞれの専門分野を探究する際の礎となり、社会に出てからもあらゆる課題や困難に立ち向かう強さとなるでしょう。

女性が自立し、自らの力で輝くために、宮城学院女子大学はこれからも良質な人間教育を実践していきます。

Point1 女性としての生き方を問い将来の方向性を考える

大学は学問を究め見識を深める場です。宮城学院女子大学は、さらに学生一人ひとりが、自らの将来にふさわしい生き方を見つけることのできる場でありたいと願い、そのための幅広い分野のカリキュラムを用意しています。自分らしく主体的に生きがいをもって生きるために、歴史、文化、人権、社会などを多様な側面から学びます。

<科目名>
キリスト教学、女性と人権、ライフワーク論、キャリア形成論 など

Point2 大学生や社会人として必要な基礎スキルの修得

国際化が急速に進展している今、これまで以上に、柔軟な国際感覚やコミュニケーション能力を備えた人材が求められています 。また、高度情報社会で活躍する社会人にとって、コンピュータ技能は欠かせないスキルのひとつといえるでしょう。そのため宮城学院女子大学では、大学生や社会人として必要な基礎技能について到達目標を決め、社会生活でスムーズに活用できるよう教育します。

<科目名>
基礎演習、日本語演習、情報処理、英語コミュニケーション、英語リテラシー など

Point3 学生が自らの力で成長を加速させていく「キャリアデザイン」(1〜4年次必修)科目を設置

4年間を通したキャリア教育として、学生自身が自分の将来像を描けるようにサポートする科目を設置しています。各学部・学科の特長に応じて、キャリアの講義や学内で開講するさまざまな就職関連講座等を受講します。学芸学部ではそれらに加えてプロジェクト型自主活動、ボランティア活動への参加など、一人ひとりの学生が記録を積み重ね、自分の考えや取り組んできたことを振り返ります。現代を生きる学生の進路選択、就職に向けた支援を、キャリアカウンセラーのアドバイスを含めて多面的に行い、社会に羽ばたくための準備を進めます。