Archive for 8月, 2026
8月の心理行動科学科
2026/8/31 >> 今月の心理行動科学科
今年度は、4月から気象庁より新たに採用された“酷暑日”という言葉をよく目にするほど暑い夏となりました。やっと過ごしやすい気温の日が増えてきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
大学では5日まで補講期間を設け、6日からは連続講義を行いました。さらに今月の心理行動科学科は、夏休み期間の高校生に向けたイベントを実施しました。
上旬から順次、東北各地にて「miniココロサイコロ2026」を開催しました。2年次生が昨年度に半年かけて取り組んだ研究をパネル展示形式で発表しました。各県の高校生や一般の方々に研究成果を伝える貴重な機会となりました。
〈実施概要〉
共通テーマ「終戦後80年に改めて戦争を考える」
- 秋田県(秋田拠点センターALVE1階きらめき広場):2日・3日実施、森ゼミ「戦時下における人の行動を見つめ直す」
- 山形県(霞城セントラル1階アトリウム):6日・7日実施、木野ゼミ「戦後80年:平和に対する私たちの意識」
- 福島県(MAXふくしま1階 CAFE&BAKERY KERIKERI前):6日・7日実施、友野ゼミ「戦災復興支援の心理学」
- 青森県(青森観光物産館アスパム2階machicotoba):22日・23日実施、大橋ゼミ「仙台空襲の証言分析と戦時下の心理」
福島県と山形県では報道機関からの取材もお受けいたしました。各県にてお越しくださった皆様、有難うございました。また来年度も実施予定ですのでお楽しみに!
7日には「高校生のための心理学講座」を開催しました(公益社団法人日本心理学会共催)。高校生を対象に東北学院大学五橋キャンパスにて、東北学院大学・宮城教育大学・宮城学院女子大学の3大学合同で実施しました。6領域の心理学を一度に学ぶことのできる人気企画で、当日は約150名の方々にご来場いただきました。
夏休みもあと残り僅か。充実した夏をお過ごしください。

8月のリレーエッセイ (浅野ゼミ4年・佐藤凜さん)
2026/8/15 >> 在学生によるリレーエッセイ
こんにちは!浅野ゼミ4年の佐藤凜です。この原稿を執筆しているのが8月上旬なのですが、東北地方がようやく梅雨明けしたそうです。なんと、昨年より17日も遅い梅雨明けとなったそうです!今年の梅雨は長く、ここ最近は涼しく感じるくらいだったので、やっと梅雨が明けて私は嬉しい限りです!
さて、私は、毎年の恒例行事について紹介したいと思います。私は毎年、前期の授業最終日に友達と二人で回転寿司に行き、『前期お疲れさま会』と題して、お寿司会をしてきました。一年生のときに、たわいもない話からお寿司を食べに行きたいねとなり、せっかくなら、前期の授業が終わったタイミングで毎年行こうとなりました。このお寿司会では、お寿司を食べながら前期の振り返りをしたりしますが、私の誕生日が8月ということもあり、友達がプレゼントを用意してくれているのでとても嬉しいです!そんな楽しいお寿司会も今回で4回目です。今年で最後なのだなと思うと、なんとなく寂しさが込みあげてきます。毎年の前期の授業は、このお寿司会を楽しみに頑張っていました。
前期の授業、大変お疲れさまでした!夏休みに入りましたが、レポートの提出や連講がある人もいるかと思います。暑さに負けずに頑張りましょう!

8月の心理学コラム:!の心理学(担当:瀧澤純)
2026/8/7 >> 役に立つ!!心理学コラム
あなたは「!」を使いますか。私は多用します。最近、うちの娘が、本や道で「!」を見つけるたびに「びっくりまーくあった!」と教えてくれて、「あ、遺伝だ」と思います。
!は、「。」「?」「…」などの句読記号(punctuation marks)の一種で(瀧澤・坂牧・山下,2015)、感嘆符、エクスクラメーションマークとも呼ばれます。驚きや元気さを表すときに使われがちです。
!が嫌味を検出するための手がかりとされることもあれば(Akula & Garibay, 2021)、反対に、嫌味(皮肉)よりもむしろ本音や嘘の手がかりとされることもあります(瀧澤,2025)。いずれにしても、!がある文だからといって嫌味だときめつけてはいけません。
!は用法・用量を守って正しく使いましょう!!!!!!!!
Akula, R. & Garibay, I. (2021). Interpretable multi-head self-attention architecture for sarcasm detection in social media. Entropy, 23, 394.
瀧澤 純 (2025). メッセージ作成時の文末情報は伝達目標と親しさで変わるのか―顔文字と感嘆符を相手に合わせて選択するペア実験による検証― 宮城学院女子大学研究論文集,140,45-56.
瀧澤 純・坂牧 悟・山下利之 (2015). 文字伝達における感情記号の同調―句読記号には句読記号を,顔文字には顔文字を― 社会言語科学,18,40-49.

