Archive for 3月, 2026

3月の心理行動科学科

2026/3/30 >> 今月の心理行動科学科

2025年度最後の更新です。

3月11日、東日本大震災から15年が経ちました。何事も無く1日を過ごせたことに改めて感謝しました。

3月18日に学位記授与式の予行演習を行いました。4年生は久しぶりに登校し、ガウン・博士帽を受け取りました。卒業前講座では、社会人スタートを目前にし、社会人になる前に知っておきたいポイントを講師の方から学びました。「他のどこでも受けられない講座を卒業前のタイミングで受けられて有意義でした」「社会に出る不安が和らいだ」との声が多くとても好評でした。

3月19日は4年生の皆さんにとっては最終登校日です。雨予報でしたが当日は無事に晴れ、学生たちは袴姿やガウンを着用して外での記念撮影も楽しんでいました。大学講堂で学位記授与式が執り行われました。その後の受賞式にて、浅野ゼミ4年の江川さん菅野さん成田さんが2025年度学長賞(社会貢献賞)を表彰しました。クラス懇談会では、クラス担任の森先生から学位記を一人一人に手渡しし、残惜しそうに恩師や友人と最後の時間を過ごす姿が見られました。名春からは社会人。卒業生の多様な分野での今後のご活躍を楽しみにしています!

3月28日には2025年度最後のオープンキャンパスが行われました。浅野先生と森先生による学科紹介や友野先生、宮下先生による模擬授業を実施しました。今回も多くの高校生のみなさんや保護者の方にご来場いただきました。小ホールでは、実践研究報告や個別相談コーナーを実施しました。次回のオープンキャンパスは6月14日です。ぜひお待ちしております。

いよいよ来月は新年度を迎えます。新年度に向け、体調に気を付けてお過ごしください。

3月の心理学コラム:卒業式(担当:友野隆成)

2026/3/23 >> 役に立つ!!心理学コラム

2026年3月19日(木)に,本学の学位記授与式(卒業式)が執り行われました。我々大学教員は送り出す側として,大学の卒業式が毎年この時期の恒例行事となっているのですが,卒業を迎える学生の皆さんは,そのほとんどが送り出される側として唯一の経験となります。普段あまり気にも留めていなかったのですが,ちょうど私のコラム執筆担当時期と卒業式が重なったため,卒業を迎える学生の皆さんがどのような心境になるのか気になり,卒業式にまつわる心理学の研究を調べてみました。

Larsen et al. (2021) によると,「意味のある終わり」である卒業式が学生時代の良い思い出を振り返らせ,卒業を迎える学生に喜びの感情を喚起させるようです。但し,それは単に喜びだけではなく,切なさを伴う混合感情として発生するようでした。これまでの学生生活を振り返り,無事卒業できた喜びと,友人たちと別れる寂しさや卒業後への進路に対する不安などが混在し,何とも言語化しにくい感情状態になるということなのでしょう。

本学科を巣立つ皆さんも,上記と同じような混合感情を感じているかもしれません。今後のご活躍を祈念するとともに,またいつでも大学に戻ってきてくださいね。ご卒業おめでとうございます!

文献

Larsen, J. T., Hershfield, H. E., Cazares, J. L., Hogan, C. L., & Carstensen, L. L. (2021). Meaningful endings and mixed emotions: The double-edged sword of reminiscence on good times. Emotion, 21(8), 1650–1659. https://doi.org/10.1037/emo0001011