Archive for 3月, 2013

3月の心理行動科学科

2013/3/28 >> 今月の心理行動科学科

春休み期間でも、学内には毎日学生の姿があります。
 
学科図書室や、学会室ではリクルートスーツに身を包んだ3年生が、PCから就職情報を得たり、書類を作成したりしています。
 
心理行動科学科では学生の意見を取り入れて学科学生が記入しやすい独自の履歴書を作り、利用しています。就職活動の中で改善点が見つかれば、改良していきますので、どんどん意見を出してください。
 
3月22日は学位記授与式が行われ、心理行動科学科第三期生56名が巣立っていきました。
 
夜の卒業パーティーは、教職員からのコメントや、4年間の写真が映し出され、笑いと涙の暖かい会となりました。
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3月のリレーエッセイ(木野ゼミ1年の藤井さん)

2013/3/19 >> 在学生によるリレーエッセイ

3月のリレーエッセイ担当の一年の藤井です。
花粉がすごくて負けそうですが、毎日薬を飲んでなんとかしのいでいます。

一年生を振り返って一番印象に残っているのは、やっぱり11月23日に行われた『ココロサイコロ』でした。私が選択した木野ゼミのテーマは「支援」ということで、私たちは職業として「支援」をしている介護職の方々に焦点を絞って調べました。最初は具体的な研究テーマが全然決まらず、とても不安でした。でもテーマが決まってからは介護士の方にインタビューをしたり、大学生を中心にアンケートをとったり、これらの成果をまとめて仙台駅のAERで一般市民の方々に発表したりと、高校生の時には経験しなかったようなことをたくさんすることができ、私にとってとてもプラスになる出来事でした。

一年生ももうすぐ終わり、4月からは二年生になります。二年生の授業は一年の頃よりも一般教育科目が少なくなる分、心理学の専門科目がかなり増えます。今からとても楽しみです。

それに二年生では自動車の免許や漢検などを取りたいです。そのためにはお金が必要なので、春休みの今のうちにバイトで稼げるだけ、稼いでおこうと思います(笑)

春休み明け、4月のガイダンスで学科の皆に会えるのを楽しみにしています(^-^)/

写真は『ココロサイコロ』で使った資料です。

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3月の心理学コラム 映画の話し『シックス・センス』(担当:大橋智樹)

2013/3/10 >> 役に立つ!!心理学コラム

『シックス・センス』は、ハリウッドの大スター、ブルース・ウィリスと天才子役ハーレイ・ジョエル・オスメントの共演作で、心理学の名作です。ブルースはマルコムという児童心理学者child psychologistを演じますが、児童心理学者が登場するから心理学の名作だというわけではありません。心理学、特に、臨床心理学(あるいは精神医学)が抱える「正常とはなにか、異常とはなにか」という大きなテーマに挑んだ作品だからです。

ハーレイ演じるコールは幽霊dead peopleを見ることができ、幽霊と会話をすることができる少年です。臨床心理学的には“異常”者です。マルコムはコールを“正常”にしようと治療しますが、しかし、コールは“本当に”その能力を持っているのです。映画は、コールが幽霊を救っていく様子を描くことで、彼が“正常に”“異常”であることを証明していきます。そして、決定的な証明はマルコム自身がすることになります。おっと、ブルースと私の個人的な約束がありますので(映画を観た人なら分かります)、これ以上は言えません(^_-)-☆ 映画を観て、正常・異常の難しさについて考えてみてください。

なお、この映画の原題はThe Sixth Sense。直訳すれば六番目の感覚。すなわち、第六感。日本語でも英語でも、五感は普通の能力で、それを超える能力を第六感と表現する共通点も興味深いですね。