Archive for 11月, 2014

11月のリレーエッセイ

2014/11/30 >> 在学生によるリレーエッセイ

実践ゼミおおはし班の菊地愛美と小平純花です。

私たちのグループはディズニーについて調査しました。調査したことは大きく分けて、「ディズニーランドの現調査」と「プリンセス映画の分析」です。ディズニーランドの現地調査では、来場者の服装や歩行速度、キャストの動き、混雑状況などを調べました。プリンセス映画の分析では、ストーリーの長さの比較やプリンセスの性格などを分析しました。

はじめは、納得のいく結果が得られるのか現地調査はうまくいくのかなど、はじめてのことばかりで不安でしたが、先生からアドバイスをもらいながらうまくまとめることができました。また、班のみんなが与えられた仕事だけではなく、それぞれが自分から進んで仕事に取組み、お互いに助け合いながら協力してまとめることができました。

発表当日は、興味を持ってくれる人はいるのか、立ち止まってくれた人とどのようにコミュニケーションをとったらよいのかなど、不安なことがたくさんありました。はじめはぎこちない会話でしたが、だんだんと慣れてきて「もっと知ってほしい、話したい」という気持ちになりました。一番印象に残っているのは、過去にディズニーランドで働いていた女性に「よくここまで調べたね!すごい!」と褒められたことです。この時に「無駄じゃなかった、調べて本当によかった」という気持ちになりました。また、お客さんから結果に対する意見や、ここを調べてほしいなどと言われることも多くあり、自分たちにはなかった考え方を教えていただくこともできました。

発表まで不安が多かったですが、とてもいい経験になりました。今後の大学生活に生かしていきたいと思います。

「ココロサイコロ2014」開催報告

2014/11/26 >> ココロサイコロ

今年も、学科企画展「ココロサイコロ2014」を仙台駅AER2階アトリウムにて11月24日(月・振休)に開催しました。
本企画は、学科の1年生が半年かけて研究した成果を広く一般の皆様に向けてご報告するものです。

当日は、のべ550名ほどの方に足を止めていただき、ご見学いただけました。
学生たちの発表に真剣に耳を傾け、貴重なコメントを頂きましたことに感謝申し上げます。

一般の方ばかりではなく、保護者の方、さらには本学科に来年度入学予定の高校生にも来ていただき、本学科で心理学を学ぶ1年生がどのように学びを深めているのかを知っていただくことができました。
他にも、卒業生や現4年生~2年生の何人かが顔を出してくれて、1年生たちを励ましてくれました。

今年も3つのテーマで発表がありましたが、どのテーマの研究にもそれぞれ来場者を引きつける魅力があり、学生たちの自信につながりました。発表が始まってまもなくはぎこちなかった学生たちも、チーム内での助け合いや、発表を熱心に聞いてくださった方々のおかげで、徐々に笑顔を交えてスムーズに発表を行えるようになり、最後には充実感いっぱいの表情を浮かべていました。

学生は主に大学で、心理学的研究の計画から実行、成果のまとめに至るまでを実践的に学びます。そうした学びの過程や成果に対して客観的な評価を受ける機会は少ないですが、今回の発表はその貴重な機会の一つとなりました。特に、今回は、チームワークをしながら、学生一人一人が自分たちの学びに誇りを持てた良い機会となったのではないかと思います。

なお、学生たちの研究の一部は、河北新報で近日中に紹介される予定です。
※ 追記:11/29(土)河北新報朝刊で紹介されました!

(友野聡子記)

11月の心理学コラム 「義援金募集活動とピグマリオン効果」 (担当:友野隆成)

2014/11/14 >> 役に立つ!!心理学コラム

ココロサイコロ2014の開催が,10日後に迫ってまいりました。私は今回も指導を担当させていただくことになりましたので,2011年度~2013年度に実施した「義援金を寄付する心理」を引き続き2014年度もやることにしました。「持続可能な被災地支援」をスローガンとして活動してきたこのテーマですから,今年も継続してやりなさいという神のお導きだったのかもしれません。

 

昨年の今頃に書かせていただいたコラムでは,我々の活動において年々募金額が減っていることを指摘しました(単純な募金額の推移のみからの判断ですので,正確さには欠けますが)。このことを踏まえ,2014年度の受講生には2013年度と比べて1円でも多く義援金を集められるような工夫を考えるようにと,予め初回の授業の時に強調しておきました。昨年度よりも受講生の人数が減りましたが,その分少数精鋭で彼女たちならきっとやり遂げてくれるだろうという淡い期待を抱きながら授業を進めていきました。その結果,最終的には見事2013年度を上回る募金額に到達しました!これには,教師の期待が学習者の成績を向上させるという「ピグマリオン効果」が働いていたのかもしれません。募金額が時間の経過とともに減少していくという流れを食い止めた彼女たちの頑張りに,労いの拍手を送りたいと思います。

 

なお,そうは申しましても,実際に義援金を寄付してくださった方々のお力添えなくしては,今回の結果にたどり着くことはできませんでした。この場をお借りし,改めまして謝意を申し上げたいと思います。ご協力いただき誠にありがとうございました。2014年度の活動で集まった募金額および具体的な寄付先につきましては,今月24日(月・振休)に仙台駅近くのAER2階アトリウムで開催されます「ココロサイコロ2014」で公表予定です。また,我々の発表以外に「ディズニーの世界を科学する」「遊園地を楽しむための心理学」という,どちらもアミューズメントパークに関する刺激的なテーマの研究も発表されますので,是非ご来場ください!

 

2014年度の大学祭で実施した,義援金募集活動の様子です。皆さんよく頑張りました!

10月の心理行動科学科

2014/11/4 >> 今月の心理行動科学科

10/4(土)午後は秋のオープンキャンパスが行われました。今回は教員の模擬授業の他に学生による学びの成果発表を行いました。

10/11(土)は学科の3年生が社会人コミュニケーション基礎力検定を受検しました。

10/18、10/19は大学祭。心理行動科学科では「ココロミル」を開催しました。学生達が学年を越えて協力し、性格診断や、ストレス検査など心理学を活かした企画を行い、毎年好評いただいています。今年も多くの来場者で会場は大盛況でした。