8月の心理学コラム:!の心理学(担当:瀧澤純)
2026/8/7 >> 役に立つ!!心理学コラム
あなたは「!」を使いますか。私は多用します。最近、うちの娘が、本や道で「!」を見つけるたびに「びっくりまーくあった!」と教えてくれて、「あ、遺伝だ」と思います。
!は、「。」「?」「…」などの句読記号(punctuation marks)の一種で(瀧澤・坂牧・山下,2015)、感嘆符、エクスクラメーションマークとも呼ばれます。驚きや元気さを表すときに使われがちです。
!が嫌味を検出するための手がかりとされることもあれば(Akula & Garibay, 2021)、反対に、嫌味(皮肉)よりもむしろ本音や嘘の手がかりとされることもあります(瀧澤,2025)。いずれにしても、!がある文だからといって嫌味だときめつけてはいけません。
!は用法・用量を守って正しく使いましょう!!!!!!!!
Akula, R. & Garibay, I. (2021). Interpretable multi-head self-attention architecture for sarcasm detection in social media. Entropy, 23, 394.
瀧澤 純 (2025). メッセージ作成時の文末情報は伝達目標と親しさで変わるのか―顔文字と感嘆符を相手に合わせて選択するペア実験による検証― 宮城学院女子大学研究論文集,140,45-56.
瀧澤 純・坂牧 悟・山下利之 (2015). 文字伝達における感情記号の同調―句読記号には句読記号を,顔文字には顔文字を― 社会言語科学,18,40-49.

7月の心理行動科学科
2026/7/31 >> 今月の心理行動科学科
猛暑日が続いていますが、夏バテなどしていませんか?
今月の心理行動科学科は多様なセミナーを開催しました。
7月2日に心理行動科学科のキャリア支援企画・Pナビにて、「先輩に聞くインターンシップ活用術」セミナーを開催しました。本学科の4年生、3名に登壇いただき、どのように就活を勧めたか、企業を選ぶポイントなどを自身の就活経験をもとにお話しいただきました。
7月4日には卒論中間発表会を実施しました。現在4年生が進めている卒業研究を本学科の学生と教員にむけて発表しました。今年度の研究は、生活の身近にある心理的な場面の他、AIを用いた現代ならではの研究もあり、多種多様なテーマ設定で下級生も興味深く聞いていました。4年生にとっても、発表後の質疑応答や講評のアドバイスを通して、今後の研究に活かしていくための貴重な場となりました。1月の卒業論文の完成まであと残り約半年です。4年生の皆さん、頑張ってください!
7月13日に、キャリア支援講演会「国家公務員心理職のお仕事法務技官(心理)―非行の理解と支援の在り方—」を開催しました。仙台少年鑑別所から2人のゲストをお招きして、少年鑑別所の取り組みについてご講演いただきました。参加した学生からは熱心な質問も飛び交いました。
7月18日には1年生前期必修科目である「音楽の世界」の発表会が大学講堂にて行われました。
7月23日には、Pナビにて「企業に聞く」セミナーを開催し、さんにお越しいただきました。企業側から見た就活アドバイスや面接のコツなどのお話をいただきました。
7月26日はオープンキャンパスが行われました。学科紹介や模擬授業、入試対策講座、学生による実践活動報告の他、個別相談を行いました。あいにくの雨でしたが、多くの高校生・保護者のみなさまにご来場いただきました。
次回は9月13日に開催します。ぜひお越しください!
7月30日で前期の授業が終了しました。
暑い日が続きますが、熱中症に気を付けてこの夏も乗り切りましょう!

7月の心理学コラム:先延ばしにしちゃう・・・(担当:宮下達哉)
2026/7/9 >> 役に立つ!!心理学コラム
7月に入りましたね.期末レポートや学期末試験など,課題の準備やテスト勉強に追われている学生さんが多いのではないでしょうか?さて,皆さんはこうした準備を計画的に進めているでしょうか?それとも,先延ばしにしてしまっているでしょうか??
課題の先延ばしについて.後藤・山下(2024)は,大学生のレポート課題における先延ばしとその関連要因について検討しています.この研究の面白いところは,実際の授業場面を対象に,2週間後のレポート課題提出を控えた大学生に対して課題の先延ばしをするかどうかを検討した点です.研究の結果,内発的動機づけ(※)が高い学生は,課題を具体的に解釈するほど先延ばしをしにくいことが明らかとなりました.つまり,「レポート課題を提出する」という目標を具体的に捉えることができる学生は,課題の遂行を阻害しうる要因(例えば,友人と遊ぶ,SNSを閲覧するといった誘惑)を考慮した行動をとることができる,というものです.ですので,課題に取り組む手段を“具体的に考える”ことが重要なのかもしれません.
※「学習することが好きだから」といったように,行為そのものがモチベーションとなること
と,上記で先行研究を紹介している宮下自身も,このコラム記事を〆切ギリッギリで執筆しております.いや~先延ばしにしちゃいました...笑

後藤 崇志・山下 冬華(2024).大学生の課題に対する内発的動機づけ・解釈レベルと先延ばしの関連 日本教育工学会論文誌,48(1),263-271.
6月の心理行動科学科
2026/6/30 >> 今月の心理行動科学科
あっという間に1年の折り返し地点の6月です。2026年上半期はいかがお過ごしでしたか?4年生は、7月4日に開催予定の「卒業論文中間発表会」に向け、研究や調査を進めています。発表まであと残り数日、ラストスパートです!
6月28日には今年度1回目のオープンキャンパスを開催しました。当日は暑いなか、多くの高校生・保護者の皆様にお越しいただきました!今回の学科企画では、まず木野先生と浅野先生から学科紹介をご説明させていただきました。午後からは浅野先生による「今、なぜ犯罪心理学が必要なのか」について講義を行いました。その後、年内に実施する入試対策について「合格を勝ち取るための総合型選抜」と「学校推薦型選抜入試対策講座」に分かれて実施しました。小ホールの学科ブースでは、在学生による実践研究報告や個別相談スペースを企画し、開始直後から多くの高校生で賑わいました。
次回のオープンキャンパスは7月26日に開催します。次回も模擬授業や研究報告発表などを予定しています。今回来れなかった方もぜひお越し頂ければ幸いです。皆様のお越しをお待ちしております。
7月29日には、キャリア支援講演会「言語聴覚士のお仕事」を開催しました。言語聴覚士(Speech-Language-Hearing Therapist:ST)とは、言葉によるコミュニケーションに困難がある方に対して援助を行う専門職です。講演会には、仙台青葉学院短期大学から江畑 綾先生をお招きして講演を行いました。また、本学科OGで言語聴覚士として活躍されている、名生さんと鈴木さんにもオンラインでお話しいただきました。
いよいよ夏本番。体調に気を付けてお過ごしください。
6月のリレーエッセイ (瀧澤ゼミ2年・小山來未さん)
2026/6/10 >> 在学生によるリレーエッセイ
こんにちは!瀧澤ゼミ2年の小山來未です。6月になり、新しい生活に少しずつ慣れてきた頃だと思います。新しい環境で生活していると、気づかないうちに疲れがたまることもあるのではないのでしょうか。そんな日常をより豊かに過ごすためには、リラックスする時間が大切です。そこで、私がおすすめしたいのはルームフレグランスです。
ルームフレグランスを置くだけで、部屋で過ごす時間がリラックスの時間に変わります。私の部屋には、バニラの香りのルームフレグランスを置いています。一説によると、バニラの香りにはリラックス効果や安心感を与える働きがあるとされ、不安や緊張を和らげる可能性があるといわれています。実際にこの香りを部屋に置いてから、以前よりも睡眠の質が良くなったと感じています。私はもともと甘い香りが好きなため、「好きな香りに包まれている」という感覚が安心感に繋がり、結果としてよく眠れるようになったのかもしれません。
もちろんバニラの香りはおすすめですが、ラベンダーやベルガモットなど、自分の好きな香りを選ぶのがよいと思います。自分にとって心地の良い香りを見つけることで、日々の生活に落ち着く時間を作れるかもしれません。ぜひ、香りを生活の中に取り入れてみてください。


