Archive for 2月, 2023
2月の心理行動科学科
2023/2/28 >> 今月の心理行動科学科
大学は1月末で授業終了しましたが、2月には補講、連講があります。
2月3・4日にA日程一般入学試験が行われました。
2月12日に電力ビルグリーンプラザでMG-Pスクエアを開催しました。
1年生から4年生までの全ての在学生及び教員の中から希望者が自由に研究成果を展示発表しました。
2月24日に早期合格者の集いが行われました。
新型コロナウイルスの影響で昨年度はオンラインでの実施でしたが、今年は3年ぶりに対面での開催となりました。
参加したみなさんは上級生と一緒にグループワークを行い、交流を深めていました。
2月の学生委員通信:今年度の授業が終了しました!
2023/2/20 >> 学生委員通信
皆さんこんにちは!心理行動科学科2年の石賀美桜です!
2月に入り雪が降る日も多く、まだまだ厳しい寒さが続いていますが、皆さん体調はいかがでしょうか。暦の上では2月4日は立春で春の始まりです。外は寒いですが、立春も迎え、私は花粉症の症状が始まり、段々と春が近づいてきていることを感じます。
さて、テスト&レポート期間、補講期間や連講期間も終わり、今年度の授業が全て終了しました!私は今年度、学生委員として大学祭企画「ココロミル」に携わりました。先輩方から様々なことを教えて頂き、企画の準備や運営を経験出来たことが、私にとってとても大きな学びとなりました。準備は大変でしたが、今思い出しても「楽しかった」という気持ちと思い出でいっぱいです。2年生は心理学実験実習のレポートに苦戦しながらも、楽しく充実した学期を過ごすことが出来ました。
長い春休みが始まり、旅行やバイト、検定の勉強などなど…春休みの計画をそれぞれ立てていることと思います。皆さんはどのような春休みを過ごされるのでしょうか?
私は春休みに料理を頑張りたいと思います!料理をすることは嫌いではないのですが、学期中は授業や課題、バイトなどで手一杯で、家で食べる食事は両親に頼り切りになってしまっていました。そのため、時間のある春休みを利用して、簡単なものでも1日1食は必ず自分で作っていきたいと思います。ちなみに現在の得意料理はオムライスです!
春休みに得意といえる料理を他にも増やせるように頑張っていきます。
そして、2月24日には心理行動科学科の早期合格者の集いがあります!早期合格者の集いでは、学生委員も学生スタッフとして参加します。来年度の新入生に一足早く会うことが出来るのがとても楽しみです!
ここまで読んで頂きありがとうございました。
素敵な春休みをお過ごしください!
写真は、大学に移動販売で来ていたお店のバブルワッフルです!なかなかタイミングが合わず食べられていなかったのですが、春休み直前に念願叶って食べることが出来ました。
2022年度の木野ゼミ『卒業研究』
2023/2/18 >> 学生による実践研究成果
2022年度の木野ゼミ『卒業研究』を,2023年2月12日に東北電力グリーンプラザ アクアホール(電力ビル1階)で開催された「MG-Pスクエア」において報告させていただきました。当日,発表で使用したポスターを以下にご紹介します。ご来場いただき,ありがとうございました。
● 発表1 ●
大学生の課題先延ばし行動とその背景 ―実際の課題取り組み場面での検討―
発表者:相原詩音・我妻那菜
発表資料はこちらからダウンロードいただけます(PDF:約820KB)。
● 発表2 ●
友人との親密度と友人関係の築き方が落ち込みの感情表出抑制に与える影響
発表者:荒木七海・佐々木麗葉・高橋柚羽
発表資料はこちらからダウンロードいただけます(PDF:約470KB)。
● 発表3 ●
大学生の生きがい状態を高める要因について ―共食と心理的居場所感に着目して―
発表者:粟野日奈子・西城沙希
発表資料はこちらからダウンロードいただけます(PDF:約730KB)。
● 発表4 ●
アフターコロナにおけるマスク着用について ―状況要因および個人特性による検討―
発表者:伊藤南々・村上萌衣
発表資料はこちらからダウンロードいただけます(PDF:約940KB)。
● 発表5 ●
味の好みの情報が人物の印象に与える影響 ―相貌に基づく第一印象の変化―
発表者:齋藤千尋・白戸夏葵・丹野真奈実
発表資料はこちらからダウンロードいただけます(PDF:約680KB)。
● 発表6 ●
新型コロナ感染拡大防止対策緩和後の他者の行動に対する意識 ―不快感と許容に着目して―
発表者:高橋希・星愛美
発表資料はこちらからダウンロードいただけます(PDF:約690KB)。
2月のリレーエッセイ(千葉ゼミ1年生・江川舞香さん)
2023/2/16 >> 在学生によるリレーエッセイ
こんにちは!1年千葉班の江川舞香です。長い長い春休みがようやく始まりましたが、皆さんは楽しんでいるでしょうか。
私は陸上競技部に所属しているのですが、4月から始まる大会に向けて、春休みはほぼ毎日練習をしています。今は雪の影響で、活動する場所がかなり限られてしまい、思う存分走れていない状態です。その中でいかに自分にとって実のある練習をしていけるかが、今後の成績に影響していくと思います。モチベーションをいかに下げずに質の高い練習をこれからも継続していけるかが今の課題となってます。寒くて外に出たくない日もありますが、自分自身に頑張れと必死に言い聞かせ、なんとか練習に重たい足を運んでいます。
そして何より困っていることは、体重管理です。仙台には、地元にはない美味しいものがたくさんありすぎて、誘惑についつい負けてしまいます。中高校時代に我慢してきた分、今食欲が爆発しすぎてとんでもないことになっています。大会で良い成績が出せるように、練習ももちろんですが、食生活もしっかり頑張っていきたいと思います。
私はこれから千葉ゼミで、女性アスリートのメンタル強化についての研究をしていきたいと思っています。特に女性アスリートは体重管理や生理などのホルモンバランスの問題などに悩まされることが多く、男性とは異なるメンタルの強化が必要な気がしています。中高時代は、部活動しかやっていませんでした。大学では、部活動も勉学もしっかり頑張り、勉学で得たことを競技に活かし、競技で生じた疑問もまた勉学に活かしていきたいと思います。
2月の心理学コラム:映画の話『すずめの戸締まり』(担当:大橋智樹)
2023/2/6 >> 役に立つ!!心理学コラム
新海誠監督の『すずめの戸締まり』を観ました。私にとって新海監督の映画は、『君の名は』(2016)、『天気の子』(2019)に続いて3作目の鑑賞となりますが、最高の作品だと感じました。
映画を観る前に知っていた情報は「東日本大震災について扱っている」ということだけでした。すずめが人の名前だということはもちろん、戸締まりが何を意味するかは物語の進行とともに分かってきました。
私にとって衝撃だったのは、「地震」を“みみず”として描いたことです。たくさんの命と財産が奪われる地震という自然現象を“みみず”というファンタジーで描く。その発想力に驚嘆しました。
心理学の技法に「投影法」があります。ロールシャッハ法と呼ばれる「インクの染みが何に見えるか答えてもらう」がその代表例といえます。偶然にできたインクの染みですから何に見えてもいいのです。何に見えなきゃいけないことも、何かに見えちゃいけないこともない。自由な発想で答えた内容に、その人の内面が“投影”されると考える、心を測るための技法のひとつです。東日本大震災という「起こったこと」を題材に、それを描くこともある種の投影法だと言えます。その意味で、映画には作り手の心理が色濃く反映されると言えるでしょう。
映画の中に出てくる「本当に大事な仕事は、人には見えない方がいい」という言葉が印象的でした。映画を通して、私たちがこの言葉を、表面的にしか理解していないことが突きつけられます。あとは本編を観てください。心に刺さる作品になると思います。