4月のリレーエッセイ(千葉ゼミ4年・進藤凜風)

2023/4/27 >> 在学生によるリレーエッセイ

皆さんこんにちは。千葉ゼミ4年進藤凜風です。私は14日、中学生のころから毎年欠かさず観ている名探偵コナンの映画に行ってきました。今年の映画は、「純黒の悪夢」ぶりに黒ずくめの組織が出てきます。詳しく話してしまうとネタバレになってしまうためこれ以上は書きませんが、私が想像していた何十倍ものクオリティと迫力で、一緒に見に行った友達と映画終了後、しばらく放心状態になっていました。

そんな名探偵コナンですが、誰しもが驚くのは作者の青山先生が考える巧妙なトリックです。密室現場やアリバイの偽装、ダイイングメッセージなど多くの犯行トリックがありますが、その中に目の錯覚を使ったトリックが存在します。「ジャストロー錯視」といって、全く同じ大きさの扇形に切られたバウムクーヘンを縦に置くと、手前側に置いたものの方が大きく見えるというものです。この錯視を使って犯人は、被害者自らが毒入りのバウムクーヘンを食べたように見せかけたのです。このほかにもゲシュタルト崩壊やマーケティングの世界でいう「人間左回りの法則」などがトリックとして使われていました。

幼少の頃から見ていたコナンと心理学がこんな形で繋がりがあったことに運命を感じたとともに、今後のコナンのトリックにより一層期待が高まりました。

 

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