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災害復興ボランティア

<宮城学院女子大学の災害復興支援>
2011年3月11日、未曽有の大災害が発生し、宮城・岩手・福島を中心とする東北地方の太平洋沿岸は極めて大きな打撃を受けました。東日本大震災で犠牲となられた多くの皆様のご冥福をお祈り申し上げます。また、被災された皆様へ、心よりお見舞い申し上げます。
発災直後の混乱が一段落してもなお、津波被災地では都市機能は十分に回復しておらず、多数の方々が生活の再建に向けてご苦労を重ね、不自由を余儀なくされています。東日本大震災は、その被害規模・広域性・複雑性において、我が国がかつて経験したことのない災害であり、そこからの復興には多数の人々による、様々な形の協力が必要となります。本学は建学の精神に基づき、震災からの地域社会復興に、学生・教職員の力を結集して貢献してまいります。
本学は、学生たちによるボランティア活動への取り組みを、宮城学院女子大学リエゾン・アクション・センター(MG-LAC)を窓口として、力の限りサポートしています。

「MG災害復興ボランティアの役割について(2011年4月13日)」

多様なニーズに応える

制度的な制約が少なく自由に行動できる宮城学院の災害復興ボランティアは、その立場を生かして、現場の多様なニーズをすくい上げる様々な支援を行ってきました。本学には、学生の自主的な活動を多角的に支援する場であるMG-LACが、2010年度より創設されており、ボランティア活動と復興支援に参加を希望する学生・教職員のマッチングや、活動中、活動後の相談、アドバイジングを行ってきました。
 「災害ボランティアセンター」は敢えて立ち上げずに、MG-LACを災害復興活動のセンターとした理由は、被災地に近い女子大としての本学として、(1)多様なニーズに応える(「わかりやすい」形の被害のみに目を向けるのではなく)、(2)継続的・長期的な支援を行う、(3)本学の知的・人的リソースを最大限に生かす、という方針によるものです。

長期的な支援の継続

MG-LACにより、被災地支援要請とボランティア活動を希望する本学の学生・教職員が結び付けられ、具体的なプロジェクトがいくつも生まれました。今後は、そうした「緊急のニーズにとにかく応える」ために立ち上がった活動群を、被災直後の単発的な活動に終わらせずに、プロジェクト間の連携や統合、そして緊急期から復興期へと変化する現場のニーズを見据えた質的転換を図り、長期的に継続していくことが求められます。
発災から一年がたち、被災地への社会的関心は薄らいでおり、世間における被災者支援やボランティア活動の機運も、かつての熱気を失いつつあります。しかし、被災者にとって長く厳しい日々が続く現実が、変わるわけではありません。
逆説的かもしれないですが、「災害復興」や「被災者支援」という枠組みに囚われすぎないことこそが、災害復興ボランティアを長期的に続けるためには必要なのではないかと、私たちは考えています。緊急対応期における非日常的な活動として災害復興ボランティアを、復興期における日常的な活動としてのプロジェクト型自主活動へとだんだん移行しつつ、無理なく継続していくことが大切なのではないでしょうか。
もちろん、その理念を実行するのは、容易ではありません。緊急対応期の後、長く緩やかに続く地域復興の過程を通して、地道な支援活動を先細りさせることなく継続するにはどうすればよいのか、宮城学院全体で考え、精一杯取り組んでいきます。

災害復興ボランティア募集

MG-LACは、今後も引き続き、ボランティアを希望する学生と現場とのマッチング、独自のプロジェクト立ち上げと継続運営の支援、各種トラブルに関する相談などの形で、学生による活動を後押しします。特に、程度の差こそあれ被災者でもある本学学生が、自身の生活感覚に根ざして現場の種々雑多なニーズを拾い上げる独自活動は、宮城県・東北地方の復興に、ささやかながら確実な貢献ができる可能性を秘めています。
発災から一年が過ぎ、瓦礫片付けのような作業のための人手が必要とされていた状況から、被災者の皆さんの生活再建をサポートするための多様で複雑なニーズに応えるフェーズへと、ボランティアの形も移行しています。ボランティアをしたいが具体的にどうしていいかわからない、自分の希望にかなうボランティア先を見つけたい、既存の団体の活動に参加するだけでなく自分たちで独自にできる貢献のあり方を考えたい、などという学生の皆さんは、まずはMG-LACまでご連絡ください。オフィスへ直接お越しいただければ、職員がその場で相談に乗ります。

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