自主活動の経験は、自分の進路を考える際の道しるべになりました。

後藤 詩織さん(日本文学科 4年)

私が自主活動を始めたきっかけは些細なものでしたが、大学生活を振り返って、あの時活動に足を踏み入れて本当に良かったと思っています。私は大学生活の中で、「小学生のためのサマーカレッジ」「石巻市立大原小学校での学習支援」「さっと日本語クラブでの学習支援」「MGPR」などの活動を行ってきました。


初めての自主活動は、「小学生のためのサマーカレッジ」でした。大学二年生のとき、サマーカレッジで子どもたちが木漏れ日の中を歩いている写真をLACで見かけ、自然が好きな私は「遊歩道を歩いてみたい」と思い、学生ボランティアとして参加しました。
私は、子どもたちの様子をカメラやビデオで撮影し、編集して映像作品にまとめる記録係として活動しました。活動を通して、係の仲間と一丸となって活動を進めるためには情報や意見をまめにやりとりし、共有することが大切だと学びました。この学びは、大学生活の様々な場面で生かすことができました。


自主活動は自分の進路を考える際の大きな決め手にもなりました。就職活動中、自分が本当は何をしたいのか立ち止まって考えたとき、背中を押してくれたのは自主活動をしていたときの思い出でした。何をしているときが一番楽しいか、どんな場面で自分の能力を生かせるかを改めて振り返ったとき、自主活動の経験が道しるべとなり、自分のやりたい仕事、職業を導き出すことができました。


現在私は無事に就職活動を終えましたが、自主活動の経験は就職活動でも強い味方となりました。面接では、「大学生活で一番力を入れたこと」や「集団で何かに取り組んだ経験」などの質問をされました。自信を持って深く語れる話のひきだしが自主活動によって増え、それが就職活動を進める上で大変助けになりました。


最後に、今、自主活動をがんばっているみなさんへ一言、「その調子!」。自主活動は学生である今しか出来ない経験ばかりです。やりたいことにどんどん挑戦してください。
そしてこれから自主活動を始めようと思っているみなさんへ一言、「とにかくやってみましょう!」。大学生活は短い(と、四年生の今実感しています)。頭で深く考える前に身体を動かし、行動に移しましょう。行動を起こせば何かきっと得るものがあります。困ったらLACの方が優しく相談にのってくださいます。自分の世界を広げ、充実した大学生活を送ってください。

 

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