9月の心理行動科学科
2018/10/1 >> 今月の心理行動科学科
9月1日に辻本先生による「文化心理学」の講義が1校時から5校時にかけて行われました。
9月12日はAO入試の二次試験が行われました。
9月13日から後期の授業が開始されました。
9月18日は宮城学院の創立記念日です。
9月22日東北大学で「高校生のための心理学講座」が開かれ、工藤先生、大橋先生、木野先生が講義しました。
9月29日午後は秋のオープンキャンパスが行われました。模擬授業は森先生の「説得を科学する」、実践研究報告は「イベントの時って人はどんな行動しているの?」、その他、学科教員による学科紹介、推薦入試対策講座も行われました。大型台風24号が近づきつつある中、県外からも参加いただきありがとうございました。
10月13日、10月14日には大学祭が行われます。ご来校をお待ちしております。
【高校生のための心理学講座】を開催しました
2018/9/25 >> イベント報告
9月22日(土)に、東北大学川内南キャンパスの教室をお借りして、「高校生のための心理学講座」(主催:日本心理学会)を企画・開催しました。
午前中はあいにくの雨でしたが、心理学に関心のある高校生50名以上に加え、高校の先生方、保護者の皆さん、他大学の学生さん、一般の方々と多数の方にご来場いただきました。県内のみならず、秋田、岩手、山形、福島など、他県からもお越しいただきました。
50分の講座を5つと長丁場でしたが、来場者の皆さんには終始熱心にお話を聞いていただきました。
高校生の皆さんには、心理学を身近に感じていただき、これからの進路について考えるきっかけにしていただけたようで大変うれしく思います。
心理行動科学科では、これからも高校生の皆さんや一般市民の方に、心理学に触れていただく様々な機会を設けていきます。お時間がありましたら、是非お立ち寄りください。
(木野記)
9月のリレーエッセイ(木野ゼミ3年 佐々木さん)
2018/9/18 >> 在学生によるリレーエッセイ
こんにちは、木野ゼミ3年の佐々木です。
今年の夏は記録的な猛暑となり、残暑も厳しいのかと思えば、秋雨前線の影響で少し過ごしやすくなりました。布団大好き人間としては、気温が下がって布団を被って寝られるようになったのでうれしく思います。
話は変わりますが、私たちの学科では大学院進学希望者向けの特別指導があります。2年次は「心理学文献講読」という授業科目なのですが、3年次以降は自主勉強会となります。佐々木先生のご指導の下、主に英語で書かれた心理学の教科書を読むなどする、英語の読解に力を入れた勉強会です。
私は2年生の時から授業に参加し、当初は一文すらまともに読めない状態でしたが、今では何となく意味はつかめる程度にまでなりました。この勉強会に参加したおかげで少し自信がつき、3年次前期のゼミの文献講読では英語の論文を選択して、発表することに挑戦しました。
端的にいうと大苦戦しました・・・。
英語の独特な言い回し、未知の専門用語、そして文章量!
一緒に勉強会に参加している仲間とペアで挑みましたが、翻訳は難航しました・・・。1ヶ月以上かけて、コツコツと一通り全訳してみたものの、理解しきれない部分が残り、最後は木野先生にほとんどを助けていただきました。力不足を痛感した苦い思い出ですが、学ぶ部分も多くありました! これもひとつの経験として、これからますます勉強を深めていきたいと思います。

今回挑戦した論文はこれです!
9月の心理学コラム:行動を誘発する”もの” (担当:森康浩)
2018/9/10 >> 役に立つ!!心理学コラム
皆さん。下の写真のような状況に出くわしたとしたら、どのように行動しますか?
これはエスカレーターを降りたすぐ直後に、フロアーの部分に足跡が書かれているというものです。
足跡の向きに従って歩いて行きますか?
エスカレーターを降りる際に足下に注意を向けるので視界に入りやすいですし、足跡を目でたどって、その先にあるものを見て、移動することを決めると思います。
私たちの身の回りには、いろいろな形のものやいろいろな配置のものがあります。
ここまで話してきたものには、アフォーダンスという名前がついています。
アフォーダンスとはGibson(1979)が提唱したものであり、生活環境の中に存在するものの形状や材質といった特徴から行動が誘発されることを指しています。
例えば、取っ手つきのコーヒーカップを持つ際に、多くの人が取っ手を持って飲み物を飲むと思います。誰かが「取っ手を持たなければいけないんだよ」ということを教えてくれたわけではありませんが、そのような行動を人はします。また、小さいときに横断歩道の白い部分から落ちないように渡ったことがあるともいます。これもアフォーダンスです。
皆さんの日常の中にどのくらいアフォーダンスがあるか探して見てください。
8月の心理行動科学科
2018/9/1 >> 今月の心理行動科学科
8月1日仙台で観測史上最高の37.3度を記録しました。
大学は8月4日が授業最終日でした。
8月5日は夏のオープンキャンパスが開かれました。心理行動科学科は学科紹介と、大橋先生の「ヒューマンエラーを心理学で防ぐ」と木野先生の「心理学で学ぶ感情のコントロール」の模擬授業、学生による実践活動報告「義援金を寄付する心理in 2017」が行われました。学科懇談会場では、心の動揺を読み取る心スキャナー、鏡を見ながら絵を描く鏡映描写器を用意し、心理学の世界を体験していただきました。
8月16、17日には青森市の観光物産館アスパムで、「仙台と東京。どこが違う?どこが同じ?」を、8月25、26日には福島市のMAX福島で「イベントの時って人はどんな行動しているの?」を昨年度の1年生による研究の一部「miniココロサイコロ」として発表しました。
8月19日には3年生全員と2、4年生の希望者が心理学検定を受検しました。(8月4日に学科で対策講座を開きました。)結果発表が楽しみですね。
8月28日、29日に辻本先生による「文化心理学」の講義が毎日1校時から5校時行われました。
8月28日にはAO入試の一次試験が行われました。



