2022年度の木野ゼミ『卒業研究』
2023/2/18 >> 学生による実践研究成果
2022年度の木野ゼミ『卒業研究』を,2023年2月12日に東北電力グリーンプラザ アクアホール(電力ビル1階)で開催された「MG-Pスクエア」において報告させていただきました。当日,発表で使用したポスターを以下にご紹介します。ご来場いただき,ありがとうございました。
● 発表1 ●
大学生の課題先延ばし行動とその背景 ―実際の課題取り組み場面での検討―
発表者:相原詩音・我妻那菜
発表資料はこちらからダウンロードいただけます(PDF:約820KB)。
● 発表2 ●
友人との親密度と友人関係の築き方が落ち込みの感情表出抑制に与える影響
発表者:荒木七海・佐々木麗葉・高橋柚羽
発表資料はこちらからダウンロードいただけます(PDF:約470KB)。
● 発表3 ●
大学生の生きがい状態を高める要因について ―共食と心理的居場所感に着目して―
発表者:粟野日奈子・西城沙希
発表資料はこちらからダウンロードいただけます(PDF:約730KB)。
● 発表4 ●
アフターコロナにおけるマスク着用について ―状況要因および個人特性による検討―
発表者:伊藤南々・村上萌衣
発表資料はこちらからダウンロードいただけます(PDF:約940KB)。
● 発表5 ●
味の好みの情報が人物の印象に与える影響 ―相貌に基づく第一印象の変化―
発表者:齋藤千尋・白戸夏葵・丹野真奈実
発表資料はこちらからダウンロードいただけます(PDF:約680KB)。
● 発表6 ●
新型コロナ感染拡大防止対策緩和後の他者の行動に対する意識 ―不快感と許容に着目して―
発表者:高橋希・星愛美
発表資料はこちらからダウンロードいただけます(PDF:約690KB)。
2月のリレーエッセイ(千葉ゼミ1年生・江川舞香さん)
2023/2/16 >> 在学生によるリレーエッセイ
こんにちは!1年千葉班の江川舞香です。長い長い春休みがようやく始まりましたが、皆さんは楽しんでいるでしょうか。
私は陸上競技部に所属しているのですが、4月から始まる大会に向けて、春休みはほぼ毎日練習をしています。今は雪の影響で、活動する場所がかなり限られてしまい、思う存分走れていない状態です。その中でいかに自分にとって実のある練習をしていけるかが、今後の成績に影響していくと思います。モチベーションをいかに下げずに質の高い練習をこれからも継続していけるかが今の課題となってます。寒くて外に出たくない日もありますが、自分自身に頑張れと必死に言い聞かせ、なんとか練習に重たい足を運んでいます。
そして何より困っていることは、体重管理です。仙台には、地元にはない美味しいものがたくさんありすぎて、誘惑についつい負けてしまいます。中高校時代に我慢してきた分、今食欲が爆発しすぎてとんでもないことになっています。大会で良い成績が出せるように、練習ももちろんですが、食生活もしっかり頑張っていきたいと思います。
私はこれから千葉ゼミで、女性アスリートのメンタル強化についての研究をしていきたいと思っています。特に女性アスリートは体重管理や生理などのホルモンバランスの問題などに悩まされることが多く、男性とは異なるメンタルの強化が必要な気がしています。中高時代は、部活動しかやっていませんでした。大学では、部活動も勉学もしっかり頑張り、勉学で得たことを競技に活かし、競技で生じた疑問もまた勉学に活かしていきたいと思います。

4×100m 駆け抜けていた高校時代(私はどこでしょう?)

全てをうけいれてくれるグラウンド
2月の心理学コラム:映画の話『すずめの戸締まり』(担当:大橋智樹)
2023/2/6 >> 役に立つ!!心理学コラム
新海誠監督の『すずめの戸締まり』を観ました。私にとって新海監督の映画は、『君の名は』(2016)、『天気の子』(2019)に続いて3作目の鑑賞となりますが、最高の作品だと感じました。
映画を観る前に知っていた情報は「東日本大震災について扱っている」ということだけでした。すずめが人の名前だということはもちろん、戸締まりが何を意味するかは物語の進行とともに分かってきました。
私にとって衝撃だったのは、「地震」を“みみず”として描いたことです。たくさんの命と財産が奪われる地震という自然現象を“みみず”というファンタジーで描く。その発想力に驚嘆しました。
心理学の技法に「投影法」があります。ロールシャッハ法と呼ばれる「インクの染みが何に見えるか答えてもらう」がその代表例といえます。偶然にできたインクの染みですから何に見えてもいいのです。何に見えなきゃいけないことも、何かに見えちゃいけないこともない。自由な発想で答えた内容に、その人の内面が“投影”されると考える、心を測るための技法のひとつです。東日本大震災という「起こったこと」を題材に、それを描くこともある種の投影法だと言えます。その意味で、映画には作り手の心理が色濃く反映されると言えるでしょう。
映画の中に出てくる「本当に大事な仕事は、人には見えない方がいい」という言葉が印象的でした。映画を通して、私たちがこの言葉を、表面的にしか理解していないことが突きつけられます。あとは本編を観てください。心に刺さる作品になると思います。
1月の心理行動科学科
2023/1/31 >> 今月の心理行動科学科
2023年が明けました。皆さんにとって良い年になりますように。
大学は1月5日から授業を開始しました。
1月10日は卒業論文の提出締切日でした。
4年生は提出後、休む間もなく1月21日の卒論発表会に向けて資料作成や発表練習を行いました。
今月は、期末試験、レポート提出と1,2,3年生にとっても忙しい時期です。
1月11日にはマーケティングリサーチ事業を展開するマクロミル社からゲスト講師をお招きして、マーケティングリサーチセミナーを開催しました。
1月12日には公務員試験に合格された本学科の4年生3名をゲストにお迎えし、「公務員試験合格体験談」を実施しました。
1月27日には宮城県警察科学捜査研究所からゲスト講師をお招きして、科捜研講演会を開催しました。
来月2月12日(日)は電力ビルアクアホールにおいて学科企画MG-Pスクエアが開催されます。12時からご覧いただけます。どうぞお楽しみに。

「公務員試験合格体験談」の様子
1月のリレーエッセイ(佐々木ゼミ4年・土井未優さん)
2023/1/30 >> 在学生によるリレーエッセイ
こんにちは!佐々木ゼミ4年の土井未優です。今年は雪が全然降らないなと思っていたら、急にドバッと降ってきて困りますね。先日、私たち4年生の集大成である卒論を披露する「卒論発表会」が終わりました。制作に1年以上かけ、それでも提出期限ギリギリになり、発表することができるのかどうか不安でしたが、無事に終わることができて安心しています。地獄の卒論が終わって嬉しいのですが、なんか寂しい気持ちもあります…。
The most important thing is to enjoy your life -to be happy- it’s all that matters.「何より大事なのは、人生を楽しむこと。幸せを感じること、それだけです。」これはオードリー・ヘップバーンの言葉です。ただ楽しいことをするんじゃなく、物事をどう楽しむかが大事だと思ってます。嫌々行動するのではなく、何か目的や目標を持てば、つまらなかったことも楽しくなってくるんじゃないかなって思います。就活やら卒論やらバイトやら…忙しい日々に追われ、あっという間に卒業が近づいてきました。正直、就職なんて憂鬱です。だから、残りの学生生活をバイトでも遊びでも目一杯楽しんでいこうと思います。
ちなみに2月に初めてディズニーシーに行きます。楽しみです。

卒論できました.

学生生活4年間の集大成.