3月の心理学コラム:スポーツにおける色の効果(担当:千葉陽子)
2023/3/30 >> 役に立つ!!心理学コラム
2022年度は、仙台育英甲子園優勝、FIFAワールドカップ、WBCと画面越しに心を震わせる機会がたくさんありました。WBCのメキシコ戦での超劇的サヨナラ勝利の場面を何度も動画で再生しては、元気をもらっている今日この頃です。2023年は、9月からラグビーのワールドカップが始まるとのことで、今からワクワクしています。
さて、今回はスポーツにおける色の効果についてお話ししたいと思います。スポーツ界では色彩心理学の知見に基づいた意図的な色の活用がなされています。まず、日本代表クラスのユニフォームには、メッセージが込められていることが多いです。サッカー日本代表のユニフォームは年々デザインが変わっても青を基調としています。この理由について日本サッカー協会は「日本の国土を象徴する海と空の青と一般的に考えられていますが、実際は後付けの理由で、なぜ青なのかという文献は残っておらず不明です」と述べています。青は、冷静や落ち着きを象徴しているとも推測されます。集中力を乱すことなく強豪国と戦うという点では、敵色なのかもしれません。また、ダーラム大学(2005)の調査では、ユニフォームの色と勝敗との関係を調べています。アテネオリンピックで実施された3つの競技のユニフォームの色と勝敗の関係を検討した結果、55%の確率で赤の勝率が高いことがわかりました。その他にも、GKのユニフォームが赤の場合、セーブ率が最も高くなるという研究(Greenlees, 2010)もあります。つまり、赤色のユニフォームは、闘争心を高める一方で緊張状態を誘発する側面を持つため、相手に無言のプレッシャーを与えており、スポーツのユニフォームにおいて敵色である可能性が高いということです。
皆さんが部活動で着用していたユニフォームは何色でしたか?赤の方が多いでしょうか。その理由について探ってみると、部活動の歴史・文化・浪漫を垣間みることができるかもしれません。

最近観た映画「THE FIRST SLAM DUNK」湘北高校の強さの秘訣はユニフォームにあり!?
3月のリレーエッセイ(友野ゼミ2年・大和田空良さん)
2023/3/20 >> 在学生によるリレーエッセイ
旧友との別れに涙し、新たな出会いに胸を弾ませる季節となりましたが、皆さんどのようにお過ごしでしょうか。1年越しの花粉症との出会いに(物理的に)涙している、友野ゼミ2年大和田空良です。いつになっても慣れないのは何故でしょう!?!
早かったり、遅かったりしますが、この度宮城学院女子大学に合格された皆様、おめでとうございます。私たち学生一同、4月から宮城学院の校舎でお会いできることを楽しみにお待ちしております♪桜が綺麗なのも楽しみです。
さて、4月から新入生が入学してくるということで、部活動に所属している学生は皆、新入生歓迎会(新歓)の準備で忙しくなっていることでしょう。私もその1人です。やはり、多くの皆さんと部活動を通して、交流を深めたり部の歴史を担っていったりしていきたいですからね。
私は「競技ダンス部」に入部しております。皆さん!競技ダンス部ですよー!せっかくなので少し新歓を。宮城学院の競技ダンス部は現在5名の部員で構成されています。キャラのごった煮なので、毎回楽しく練習しております。日々の活動や大会報告はInstagramやTwitterで見ることができます。ぜひ、見学や体験にお越しくださいねー!
3月の学生委員通信:予想外な春休み
2023/3/15 >> 学生委員通信
皆さん、こんにちは!学生委員2年の佐々木です。
春休みも終盤ですが、どのようにお過ごしでしょうか?
今年度の春季休業は1月終わり頃から4月初めまでの約2か月間です。コロナウイルス蔓延防止による規制が大幅に緩和されたことにより、海外へ留学や旅行に行っている同級生が増えてきているように感じます。コロナ禍以前のように自由に海外へ行くことができる日も少しずつ近づいているのではないでしょうか!(^○^)
私はというと、春休み中に膝関節の靭帯を切ってしまい、松葉杖での生活を送っています( ; ; )。しかし、その中で、励ましのメッセージをもらったり、お店などで席を譲ってもらったりなど、様々な場面でさりげない気づかいを感じる機会が増え、改めて人の温かさや優しさに気づくことができました。
アンジェラ・アキさんの『手紙~拝啓十五の君へ~』という曲の中に「人生の全てに意味があるから」という歌詞があります。私はこの歌詞から力をもらいました。そして、ネガティブな出来事でも、考え方によってはポジティブな方向に捉えることもできると考えました。
最初は怪我をしたことにより、大きな不安を感じていましたが、人の温かみを感じた出来事や「人生の全てに意味があるから」という歌詞から、怪我をネガティブではなく、ポジティブな方向に捉えられるようになりました。
もちろん怪我をしないで体も心も健康に過ごすことに越したことはないですが、もしも怪我や病気になった場合でも、不安や心配に負けることなく、少しでもポジティブな方向に捉え、希望をもって生活していきたいと思っています!
4月からは新学期もスタートし、新しい環境へ変わるということで、不安を感じる時も多いと思いますが、身近にある小さな幸せをたくさん見つけて、不安に打ち勝っていきましょう!(ˊᵕˋ)~☆
最後まで読んでいただきましてありがとうございます。
2月の心理行動科学科
2023/2/28 >> 今月の心理行動科学科
大学は1月末で授業終了しましたが、2月には補講、連講があります。
2月3・4日にA日程一般入学試験が行われました。
2月12日に電力ビルグリーンプラザでMG-Pスクエアを開催しました。
1年生から4年生までの全ての在学生及び教員の中から希望者が自由に研究成果を展示発表しました。
2月24日に早期合格者の集いが行われました。
新型コロナウイルスの影響で昨年度はオンラインでの実施でしたが、今年は3年ぶりに対面での開催となりました。
参加したみなさんは上級生と一緒にグループワークを行い、交流を深めていました。
2月の学生委員通信:今年度の授業が終了しました!
2023/2/20 >> 学生委員通信
皆さんこんにちは!心理行動科学科2年の石賀美桜です!
2月に入り雪が降る日も多く、まだまだ厳しい寒さが続いていますが、皆さん体調はいかがでしょうか。暦の上では2月4日は立春で春の始まりです。外は寒いですが、立春も迎え、私は花粉症の症状が始まり、段々と春が近づいてきていることを感じます。
さて、テスト&レポート期間、補講期間や連講期間も終わり、今年度の授業が全て終了しました!私は今年度、学生委員として大学祭企画「ココロミル」に携わりました。先輩方から様々なことを教えて頂き、企画の準備や運営を経験出来たことが、私にとってとても大きな学びとなりました。準備は大変でしたが、今思い出しても「楽しかった」という気持ちと思い出でいっぱいです。2年生は心理学実験実習のレポートに苦戦しながらも、楽しく充実した学期を過ごすことが出来ました。
長い春休みが始まり、旅行やバイト、検定の勉強などなど…春休みの計画をそれぞれ立てていることと思います。皆さんはどのような春休みを過ごされるのでしょうか?
私は春休みに料理を頑張りたいと思います!料理をすることは嫌いではないのですが、学期中は授業や課題、バイトなどで手一杯で、家で食べる食事は両親に頼り切りになってしまっていました。そのため、時間のある春休みを利用して、簡単なものでも1日1食は必ず自分で作っていきたいと思います。ちなみに現在の得意料理はオムライスです!
春休みに得意といえる料理を他にも増やせるように頑張っていきます。
そして、2月24日には心理行動科学科の早期合格者の集いがあります!早期合格者の集いでは、学生委員も学生スタッフとして参加します。来年度の新入生に一足早く会うことが出来るのがとても楽しみです!
ここまで読んで頂きありがとうございました。
素敵な春休みをお過ごしください!
写真は、大学に移動販売で来ていたお店のバブルワッフルです!なかなかタイミングが合わず食べられていなかったのですが、春休み直前に念願叶って食べることが出来ました。