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4月の心理学コラム:サバティカルと里帰り出産と曖昧さ耐性と(担当:友野隆成)
2019/4/25 >> 役に立つ!!心理学コラム
2019年度にサバティカル(特別研修休暇)をいただくことができましたので,第二子里帰り出産立ち会いのため,年度が替わる直前から3週間ほど妻の実家に滞在してきました。
「第二子は出産予定日よりも早く生まれやすい」という話を方々から見聞きしていましたので,サバティカルを利用して予定日前のかなり早い時期から妻の実家で待機していました。しかし,待てど暮らせど生まれてくる気配はなく,そうこうしているうちにいつの間にか予定日を過ぎてしまいました。いつ生まれてくるのかがはっきりしないという,まさに私の研究テーマである「曖昧さ耐性」が鍛えられるような状況です(曖昧さ耐性については,過去に大学ホームページの「教員のリレーエッセイ」で紹介しましたので,興味を持たれた方はそちらもご覧ください)。
結局,第二子が生まれたのは予定日の2日後でした。大幅に遅れたわけでもなく,出産自体も安産で,母子ともに経過は良好でした。振り返ってみれば,想定の範囲内ではあったのですが,生まれるまでの間は,何とも言い難いモヤッとした気持ちになりました(私以上に,妻の方がモヤッとしていたかもしれませんが)。
以上,曖昧さは色々なところに潜んでいるということを再確認した3週間でした。この経験を,サバティカル中の曖昧さ耐性研究に活かしていきたいと思います。