キャリア支援企画(4)「人生のステップアップ」をテーマにOG講演会を開催しました

2017/10/12 >> イベント報告

9月29日(金)の5校時に,「人生をステップアップしながらやりたい仕事を見つけ、近づいていく方法」と題して、本学科第一期卒業生をお招きし、大学卒業から現在までのお話をうかがいました。

今回のゲストOGは、佐藤 友美 さん。
心理行動科学科1期生・2011年3月卒業、株式会社ジャパンデントーコーポレーション勤務、の先輩です。

卒業時には大変な苦労をしてようやく就職先を獲得したのに、3年後にはそれをやめて、渡仏。そして、フランスでのインターンシップ、今の職場への就職。すべて自分が考え、自分で動いて、働きかけて得てきたものです。
在学時、飛び抜けて優秀な学生だったわけではなく、ごく一般的なフツウの宮学生だった佐藤さん。
彼女の原動力となったもの、変化のきっかけは何だったのでしょうか?

講演会の詳細はこちらからご覧ください。

(木野記)

9月の心理行動科学科

2017/10/2 >> 今月の心理行動科学科

9/14はAO入試の二次試験が行われました。

9/15から後期の授業が開始されました。

9/18は宮城学院の創立記念日でした。

9/28から学科就職支援「Pナビ!」が始まりました。セミナーや、面談を通して、就職の不安を解消し、前向きに活動できる企画です。

9/29には卒業生からの話を聞きました。
卒業後、紆余曲折を経て自分の道をみつけたという卒業生の話は在学生に進むべき道は1つではなく、たくさんの可能性があることを教えてくれました。

9/30午後は秋のオープンキャンパスが行われました。模擬授業は友野先生の「不安を感じやすいのはどんな人?-不安と性格の心理学-」、実践研究報告は「スポーツ観戦の心理学<楽天イーグルスとのコラボ!>」、その他学科教員による推薦入試対策講座も行われました。

10/14、10/15には大学祭が行われます。ご来校をお待ちしております。

9月のリレーエッセイ(大橋ゼミ3年白鳥くるみさん)

2017/9/29 >> 在学生によるリレーエッセイ

こんにちは、大橋ゼミ3年の白鳥です。
夏休みでしたね。皆さんはどうお過ごしでしたか?

私は、8月21日から2泊3日で同じゼミの子と大橋先生と、車で4時間かけて茨城県に行ってきました。

人類働態学会という学会の夏季セミナーが、新日鉄住金(株)の人材育成センターであってですね、全国から10ほどの大学の学生と教員が集まって今年は「安全」についての研修を受けました。
1日目は「危険を安全に体感する」ということで、高所から落下したり感電したりしてきました…!(もちろん安全は確保されています)
プログラムの中には「え?これ安全でないのでは!?」と思うものもあり、全力で焦って怖がっている他大学の先生もいました。そのおかげで、安全なんだけれども、本気で、危険を感じられました!ある先生は「生感」と表現していましたが、生の感覚に近いことは学びには大切なのだと学びました。

2日目は「子どもを対象にした危険体感プログラムを考える」というお題で他大学の学生さんたちとグループワークをしました。3日目に発表だったのですが、その日の発表準備は、私たちの班は夜中の2時までかかりました…。初対面の他大学の学生と意見を出し合い1つのものを作り上げるということは就活を控えた身としてはとてもいい経験になりました。

人類働態学会ではこのような企画を毎年開催しているようなので、興味のある方はぜひ参加してみたら面白いと思います。

全国から集まった学生たちへ説明の様子

参考:http://www.humanergology.com/conference/2017SSM_1st.pdf

「miniココロサイコロin福島」を開催しました

2017/9/26 >> ココロサイコロ

9月2日(土)・3日(日)に、福島市のMAXふくしまにてminiココロサイコロin福島を開催いたしました。miniココロサイコロは、本学科2年次生が1年次に半年間かけて研究した成果を、大学のある仙台を離れ東北各地で広く一般の皆様に公表する企画です。

今回は、昨年度に半年かけて研究した成果のなかから「義援金を寄付する心理 in 2016」についての発表でした。「人は、なぜ義援金を寄付するのか?」「時間が経過すると、人は義援金寄付に対する意識が変わるのか?」これらの疑問について、実際に義援金募集活動を行いながら実験や調査を行い、心理学的な考察を試みてきた「義援金を寄付する心理」シリーズも、2011年度から数えて今回は6回目となりました。ここ数年は盛岡での開催でしたが、今年は場所を福島に移しての開催でした。

発表の様子の詳細な報告は、こちらからご覧ください。

友野隆成記

9月の心理学コラム「VRの中で、人は・・・!!」(担当:森康浩)

2017/9/10 >> 役に立つ!!心理学コラム

9月で心理行動科学科に着任して、1年となりました。
あっという間に1年が経ちましたが、いろいろなことを経験した内容の濃い1年だったと思います。

1月の教員のコラムで工藤先生も触れていましたが、心理学の研究をするための道具として、VR(仮想現実)を使おうとする動きがあります。
皆さんの普段の姿勢はどうですか?猫背ですか?それとも、背筋はちゃんとピーンと伸びていますか?VRの中で、バットマンのアバターになると、普段猫背の人が背筋をピーンと伸ばすようになるようです。
他にも面白い研究があって、VR上でドラムをたたこうとする場面のとき、かっちりしたスーツ姿のサラリーマンと黒人でアフロでノリの良さそうな男性になった場合、後者の方が、被験者の動きがダイナミックになり、手つきもリズムカルになるそうです。
VRの中に入ると、普段とは違う人になれるようですね。

自分のゼミの卒論でもVRを使って実験をしようとしています。
今までの話は、VR上でのアバターによって自分自身に対する認識が変わるということでしたが、自分たちはVR上に授業場面を映し出し、授業に参加している他の人たちがやる気に満ち溢れているときに、やる気になるかを調べます。
どんな結果が出るかは、乞う!ご期待!!