8月の心理学コラム:実はすごい文房具!! (担当: 森 康浩)
2020/8/26 >> 役に立つ!!心理学コラム
世の中にはさまざまな文房具があります。
皆さんはどのような文房具が好きで、愛用していますか。
文房具は文字を書いたり、事務作業をしたりするために用いますが、
人にお願いをするときに効果を発揮する文房具があるのです。
何だと思いますか?
それは「付箋」です
どういう風に使うか想像できますか?
付箋の効果を検証した実験があるのです。
調査に関するアンケートの依頼をする際に、①アンケートに付箋をつけてメッセージを書く、②アンケート自体に手書きのメッセージが書かれている、③アンケートだけを渡すという3つの条件を設定しました。
アンケートの返送率を測定しました。
その結果、①の条件では、75%以上の人が返送してきました(Garner, 2005)。
この背景には、「返報性」というものがあると説明されています。
返報性とは、恩を受けたら、それに報いなければならないという人の傾向です。
誰かに誕生日プレゼントをもらったら、相手の誕生日にはプレゼントあげなきゃなと思いませんか?
つまり、人にお願い事をしようとするときに、ただ単にそのものだけを渡すのではなく、渡すものに付箋をつけて、皆さんの言葉で依頼することに一言添えると相手が応じやすくなります。
試してみて下さい。
8月のリレーエッセイ(木野ゼミ4年 髙橋ひとみさん)
2020/8/11 >> 在学生によるリレーエッセイ
こんにちは、木野ゼミ4年の髙橋ひとみです。今年は梅雨が長かったので8月に入りやっと夏になったな、という感じがしています。熱中症にならないようにこまめに水分補給を心掛けていきたいですね。
さて、今回は卒論についてお話したいと思います。新型コロナウイルスの影響で4月から1度も学校には行けていませんが、私たち4年生は卒業論文に取り掛かっています。私の場合は3人のグループ研究なので、最初のうちは「会えないのにどうやって研究計画を進めたらいいんだろう?」と思っていました。現在は、遠隔授業のために大学が用意してくれたTeamsというWebアプリを使って、3人で通話をしながら、一つのファイルをそれぞれのPCで同時に開いてお互いに書き込んだりして研究計画を進めています。直接会って研究計画を進めていたら1台のパソコンを3人で使っていたと思うので、これはオンラインならではの特権なのではないでしょうか?とっても便利です!!!
ゼミもオンラインで行っており、毎回3班ずつ研究計画を発表しています。自分たちが発表する際は毎回とても緊張してしまいますが、先生やゼミメンバーから的確なコメントを貰えるので、何がダメだったのかを把握し改善することが出来ます!
まだまだやることはたくさんあるので、後期もメンバーと協力し合いながら満足のいく卒業論文を書き上げたいと思います!
7月の心理行動科学科
2020/7/31 >> 今月の心理行動科学科
今年は例年よりも梅雨明けが遅く、雨の日が続いています。
8月2日(日)に、WEBオープンキャンパスが開催されます。本学科では、学科紹介や、教員、在学生とのオンライン相談会に加えて、ライブ配信模擬授業を企画しています。ライブ模擬授業は、佐々木先生の「錯覚の心理学」と友野先生の「血液型と性格は関係あるの?」です。総合型選抜の事前相談も行いますので、大学のホームページ(http://www.mgu.ac.jp/main/event/opencampus/program/index.html) からお申し込みのうえ、ご参加ください!
7月のリレーエッセイ(森ゼミ1年 髙橋美音鈴さん)
2020/7/25 >> 在学生によるリレーエッセイ
こんにちは、心理行動科学科1年の髙橋美音鈴です。
暑い日々が続き、扇風機やエアコンが活躍する季節になってきました。
前期もあと1ヶ月ほどで終わります。
初めてのレポートの提出やテストの勉強のため分からないことだらけで大変です。
しかし、大学生らしいなとも感じます。
オンライン授業が大学での初めての授業であるため、対面の授業が始まるのが楽しみでワクワクしています!
先生方や先輩方、同じ1年生に会えるのもとても楽しみです!
後期の授業で学校に行けるようになったら、朝起きて準備にかかる時間や通学する時間が必要になるため大きく生活が変わります。
生活に慣れるまでが大変になると思うので今のうちから早起きなどを頑張りたいと思います!
これからは授業の時間、趣味の時間などメリハリをつけて生活をしていきたいと思います。
7月の心理学コラム:オンライン学会(担当:友野隆成)
2020/7/17 >> 役に立つ!!心理学コラム
新型コロナウィルスが猛威を振るい,前期の授業もオンラインとなってからはや2か月が経過しました。私も学生の皆さんと一緒に色々と試行錯誤しながら,何とかそれなりのスタイルを確立しつつあるように思います。
一方,コロナの影響は学会活動にも及び,今年度の学会大会は参加を予定していたものを含め軒並み来年度に延期されたり,オンライン開催となったりしています(私が準備委員を務めていた健康心理学会の大会も学会主催のバーチャル大会に変更となり,大会開催前に途中でお役御免になるという非常にレアなことになってしまいました。いくつか大会準備委員会企画シンポジウムの企画案のたたき台を作っていたのですが,準備委員会で議論することもなく全てお蔵入りになってしまったので残念です)。
これまでの対面での学会大会とは異なり,色々と不便なことも出てくるでしょうが,研究発表の中身自体が変わるわけではありませんし,寧ろオンラインによる恩恵もあるかと思いますので,このような状況になってしまった以上楽しんでオンライン開催の学会大会に臨みたいと考えています。これまでにオンライン授業で培った経験を活かして(!?),有意義な大会参加にしたいです。そのために,まずは抄録の原稿を仕上げねば(このコラム執筆時には,まだ半分くらいしかできていません。頑張ります)。





