4月の心理学コラム:映画の話『トップガン』(担当:大橋智樹)
2022/4/10 >> 役に立つ!!心理学コラム
2020年度の世界の映画界を席巻するであろう『トップガン マーヴェリック』の公開が間近に迫っていますが、この作品がいまから36年前の1986年に公開された『トップガン』の二作目であることはよく知られている通りです。今回はこの36年前の作品について熱烈なファンの一人として語らせて下さい。
当時、私は15歳の高校1年生でした。どういう経緯でこの映画に出会ったのか覚えていませんが、初めて一人で観に行った映画だったこと、そして、観終わったあと背筋を伸ばして踵を鳴らして地下街を歩いていた自分の姿ははっきりと覚えています。
その後、時にはテレビのロードショー番組で、時にはVHSを借りて、ある時からは購入したDVDを、と、何度も何度も観ました。戦争映画であり、アクション映画であり、友情物語であり、ラブロマンスあり、悲しい展開もあり、挫折と立ち直りありと、コテコテな王道ストーリーがすべて詰め込まれたエンターテインメント作品でした。社会的なメッセージが前面に出ることもなく、シンプルに多くの人々を楽しませることをとことん考え抜いた作品だったと思います。
その公開から36年が経ち、社会は大きく変わりました。「善なること」「ほころびがないこと」が求められ、少しでもそこから逸脱する要素があれば総攻撃が待っている、そういう世の中になりました。エンターテインメント超大作だった本作が、作り手にとって厳しいこの社会でどのように表現されて帰ってくるのか、当時若干24歳だった主演のトム・クルーズが60歳で創り上げる次回作がとても楽しみです。
3月の心理行動科学科
2022/3/31 >> 今月の心理行動科学科
3月11日、東日本大震災から11年が経ちました。
何事も無く1日を過ごせたことを感謝しました。
3月17日は学位記授与式の予行演習の予定でしたが、前日の地震により中止となりました。
3月18日は学位記授与式が行われました。その後のクラス懇談会では、クラス担任から学位記を一人一人に手渡しました。
3月25日にオープンキャンパスが行われました。
心理行動科学科では、大橋先生による学科紹介と森先生の模擬授業を実施しました。
3月のリレーエッセイ(木野ゼミ2年・松平麻衣さん)
2022/3/18 >> 在学生によるリレーエッセイ
こんにちは。2年木野ゼミの松平麻衣です。皆さん、春休みはいかがお過ごしでしょうか?
宮城県ではまだ寒い日が続いておりますが、実家がある千葉県では既に気温が20度を超える日も出てくるようになり、一足早く春を迎えることとなりました。
春になると様々な生き物たちが顔を出し、大地が色づき、気温も暖かくなるので、その移り変わりに感化されてなんだか自分まで温かい気持ちになります。
さて、大学生活も残すところ2年となりました。ここまでの2年間は、コロナに振り回されたものでしたが、大学生活を振り返ってみると、今までやったことないこと、やりたかったことを沢山経験できたので、私としては充実した2年間だったなと思います。ここまでで蓄えたもので一番伝えたいと思ったことは「コロナ禍でも、世間の目があっても、やりたいことがあればやっておく」ということです!
やりたいことが容易に出来ない状況ではありますが、少なくとも自身の感染対策を徹底していれば各段にリスクは減るので、それをやった上でなら行動を起こしても良いというのが自分の考えです。
やる・やらないは個人の自由で、その時は「コロナが流行っているからしょうがない」となると思いますが、やらないで後悔するより、やったあとに後悔する方が、より経験や成長に繋げられ、社会や人への見方を増やせるチャンスなのではないかと思いました。
この考えが少しでも何かの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

都会と思われがちな千葉ですが、実はこんな風景も見られます
3月の心理学コラム:MG-Pスクエア(担当:友野隆成)
2022/3/9 >> 役に立つ!!心理学コラム
3月6日(日)に,本学科主催の研究発表会であるMG-Pスクエアが開催されました。この企画は,授業の枠組みを離れ,本学科に所属する人なら誰でも自由に研究発表ができるものであり,10年ほど前に当時本学科に在籍していた学生からの一声で始まりました(本学科では,学生のアイデアをもとにしたさまざまな企画が展開されています)。
この企画は,例年2月中旬から下旬にかけての週末に開催されていました。しかし,今回は新型コロナウイルスの感染拡大で当初の予定から延期せざるを得ず,延期後も開催の可否をギリギリまで検討する状況でした。結局のところ,開催当日も感染状況が完全に落ち着いたわけではありませんでしたが,最大限の感染防止対策を講じて開催しました。
今回のように,当初の予定から変更をしなくてはならなかったり,変更後もさらに変更の可能性があったりと,コロナ禍の影響で先行きがはっきり見通せない状況が今後もまだまだ続くでしょう。このような状況では,私の研究テーマである「曖昧さ耐性」が益々重要になってくるように思われます(曖昧さ耐性については,過去に大学ホームページの「教員のリレーエッセイ」で紹介しましたので,興味を持たれた方はそちらもご覧ください)。
なお,MG-Pスクエアは来年度で10回目を迎えます。その頃には感染状況も落ち着いて,より多くの皆さんにお越しいただくことができるようになっていて欲しいものです。

2021年度の木野ゼミ『卒業研究』
2022/3/7 >> 学生による実践研究成果
2021年度の木野ゼミ『卒業研究』を,2022年3月6日にAER2階アトリウム北側・オフィスロビーで開催された「MG-Pスクエア」において報告させていただきました。当日,発表で使用したポスターを以下にご紹介します。ご来場いただき,ありがとうございました。
● 発表1 ●
大学生の友人関係における主張性と愛着スタイルの関連
発表者:加藤里奈・鈴木智帆・楢山日奈子
発表資料はこちらからダウンロードいただけます(pdf: 約730KB)。
● 発表2 ●
自己開示をしやすい音環境の検討
発表者:佐藤瑞記
発表資料はこちらからダウンロードいただけます(pdf: 約630KB)。





