2月のリレーエッセイ(大橋ゼミ1年・佐藤朱里)

2024/2/27 >> 在学生によるリレーエッセイ

私は先日友人とカフェに行きました。いつもはカフェラテやココアなどを頼みますが、その日はいつもは頼まないものに手を出してみたくなり、名前でなんとなく美味しそうだなと思ったエスプレッソを頼もうとしました。しかし、友人に「苦すぎるやつだからやめろ」としつこく忠告を受けました。ですが私は友人の言う事をそこまで信じず、注文することにしました。そこでまた、店員さんにも苦い商品だけど大丈夫かと確認されました。ここまで来た時少し不安になりかけましたが多少苦くてもどうにかなるだろうと思いエスプレッソを注文しました。ドキドキしながらエスプレッソを待っていると出てきたものは驚くほど小さいティーカップでした。 しかしまだ、シルバニアファミリーサイズだと友人と冗談を言い合えるほどの余裕は残っていました。そして、どんな味なんだろうと期待しながら一口飲むと一気に絶望しました。私は砂糖やミルクを加えなんとか飲み切ることに成功しました。私は友人と店員さんの忠告を思い出すとともに、新しいものに挑戦するのは少し控えようと思いました。エスプレッソを美味しいと思える日はくるのでしょうか。私はもうしばらくは飲みません。

 

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