Archive for the ‘イベント報告’ Category
「ココロサイコロ2014」開催報告
2014/11/26 >> ココロサイコロ
今年も、学科企画展「ココロサイコロ2014」を仙台駅AER2階アトリウムにて11月24日(月・振休)に開催しました。
本企画は、学科の1年生が半年かけて研究した成果を広く一般の皆様に向けてご報告するものです。
当日は、のべ550名ほどの方に足を止めていただき、ご見学いただけました。
学生たちの発表に真剣に耳を傾け、貴重なコメントを頂きましたことに感謝申し上げます。
一般の方ばかりではなく、保護者の方、さらには本学科に来年度入学予定の高校生にも来ていただき、本学科で心理学を学ぶ1年生がどのように学びを深めているのかを知っていただくことができました。
他にも、卒業生や現4年生~2年生の何人かが顔を出してくれて、1年生たちを励ましてくれました。
今年も3つのテーマで発表がありましたが、どのテーマの研究にもそれぞれ来場者を引きつける魅力があり、学生たちの自信につながりました。発表が始まってまもなくはぎこちなかった学生たちも、チーム内での助け合いや、発表を熱心に聞いてくださった方々のおかげで、徐々に笑顔を交えてスムーズに発表を行えるようになり、最後には充実感いっぱいの表情を浮かべていました。
学生は主に大学で、心理学的研究の計画から実行、成果のまとめに至るまでを実践的に学びます。そうした学びの過程や成果に対して客観的な評価を受ける機会は少ないですが、今回の発表はその貴重な機会の一つとなりました。特に、今回は、チームワークをしながら、学生一人一人が自分たちの学びに誇りを持てた良い機会となったのではないかと思います。
なお、学生たちの研究の一部は、河北新報で近日中に紹介される予定です。
※ 追記:11/29(土)河北新報朝刊で紹介されました!
(友野聡子記)
- (1)「ディズニーの世界を科学する」は子どもから大人まで大人気でした。ディズニーのキャラクターに扮する学生の姿も。
- (2)「遊園地を楽しむための心理学」は保護者の方にも見ていただけました。
- (3)「義援金を寄付する心理」も毎年好評です。この写真は、先輩の2年生に発表しているところです。
10月の心理行動科学科
2014/11/4 >> 今月の心理行動科学科
10/4(土)午後は秋のオープンキャンパスが行われました。今回は教員の模擬授業の他に学生による学びの成果発表を行いました。
10/11(土)は学科の3年生が社会人コミュニケーション基礎力検定を受検しました。
10/18、10/19は大学祭。心理行動科学科では「ココロミル」を開催しました。学生達が学年を越えて協力し、性格診断や、ストレス検査など心理学を活かした企画を行い、毎年好評いただいています。今年も多くの来場者で会場は大盛況でした。
9月の心理行動科学科
2014/10/1 >> 今月の心理行動科学科
9月はAO入試一次、二次が行われました。
9/6,9/7は山形の遊学館と盛岡のイオン盛岡南でminiココロサイコロを開催しました。山形では「視覚イリュージョン」、盛岡では「続々・義援金を寄付する心理」をパネル発表しました。
9/19から後期授業開始。
下旬にはすっかり秋の気候になり、街路樹も色づき始めました。
10/4(土)の午後は秋のオープンキャンパスが行われます。爽やかな秋のキャンパスに皆様どうぞおいでください。
7月の心理学コラム 「現場部」始動!(担当:大橋智樹)
2014/9/20 >> 役に立つ!!心理学コラム, 現場部
心理行動科学科のモットーは、「心理学は、机の上では学べない」です。これは、心理学を学ぶ際には、学問と社会とのつながりを意識しながら学ぶことが大事だと考えている現れです。
心理行動科学科には、そのための実践的なカリキュラムがたくさんあります。2年次以降に開講される「心理行動実践研修」という授業もその一つで、心理学と社会をつなげる学びを応援しています。「現場部」は心理行動実践研修の一環として企画されました。
もともとは、現4年生のKMさんたちが、「先生~、どっか工場とか見学に行くサークルとか作っちゃダメですか~?」と言ってきたことがきっかけでした。 それを実現したのが「現場部」です。工場に限らず、とにかく「現場」を見て、そこから心理学的な学びを導こうという企画です。
1回目は、女子少年院と少年鑑別所を見学しました。非行少年たちの心に寄り添って、社会復帰後にまた再び非行や犯罪の道に踏み入れることなく、まっとうに生活していくため手助けをするための施設です。単に悪いことをした若者を懲らしめるのではなく、それぞれの事情に配慮した丁寧な対応に、学生たちは驚いていました。
2回目は、マリンピア松島水族館に行きました。来年5月10日に閉館を予定しているこの水族館で、水族館経営の特徴や、東日本大震災をどう乗り越えたか、お客さんの安全を守るために何をしているか、などの話を伺いました。仙台港に新たにオープンする仙台水族館(仮称)の展示と飼育に、松島水族館の方たちが関わっていくことを聞いて、新しい水族館への期待も膨らみました。
「百聞は一見にしかず」と言います。教員の役割は、“百聞”の機会をどれだけ多く作れるかだと私は考えています。これからも多くの現場を学生さんたちと一緒に訪れたいと思います。
2014年度夏の「miniココロサイコロin盛岡」を開催しました
2014/9/8 >> ココロサイコロ
9月6日(土)・7日(日)に、盛岡市のイオンモール盛岡南にてminiココロサイコロin盛岡を開催いたしました。miniココロサイコロは、本学科2年次生が1年次に半年間かけて研究した成果を、大学のある仙台を離れ東北各地で広く一般の皆様に公表する企画です。
今回は、昨年度に半年かけて研究した成果のなかから「続々・義援金を寄付する心理」についての発表でした。2011年度から始まった「義援金を寄付する心理」シリーズも今回で3年目で、今までに検討した「人は、なぜ義援金を寄付するのか?」「時間が経過すると、人は義援金寄付に対する意識が変わるのか?」について、今回はチーム毎の独自の質問を加えて実際に義援金募集活動を行いながら新たな実験や調査を行い、心理学的な考察を試みました。
会場がショッピングモールの一画ということもあり、当日はご家族連れでお見えになられた方が多く、学生たちの発表に暖かいコメントをたくさんいただきました。お越しになられた皆様に、感謝申し上げます。
また、発表会場がある岩手県は、昨年実施した義援金募集活動で集められた義援金を寄付したことや、自分たちで調べた結果義援金の配分が宮城県や福島県に比べて少なかったことなどから、参加した学生たちには自分たちが行った研究が今回の開催地の現状とリンクしていることを体験的に学習できたものと思います。
なお、今年も11月24日(月・振替休日)に、ココロサイコロ2014をアエルで開催予定です。現在、1年次生が発表に向けて研究に取り組んでおります。
詳細が決まり次第お知らせいたしますので、是非お越しくださいませ。
(友野隆成記)
















