いちのさわ じゅんぺい
市野澤 潤平
教授
修士(学術),Master of Business Administration, Master of Arts in Thai Studies

【Ⅰ. 基本情報】
所属 | 現代ビジネス学部 現代ビジネス学科 |
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専門に関わる資格 | 専門社会調査士 |
研究分野(キーワード) | 文化人類学,観光学 |
主な担当科目 | 文化と交流・観光,地域観光,観光産業,観光開発 |
【Ⅱ. 業績一覧】
研究業績 | 東賢太朗,市野澤潤平,木村周平,飯田卓(2014)『リスクの人類学:不確実な世界を生きる』 世界思想社. |
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市野澤潤平(2015) 「プーケットにおける原形復旧の10年:津波を忘却した楽園観光地」 木村周平・清水展(共編) 『新しい人間,新しい社会:復興の物語を再創造する(災害対応の地域研究5)』 pp.161-193,京都大学出版会. | |
市野澤潤平(2016) 「楽しみのダークネス:災害記念施設の事例から考察するダークツーリズムの魅力と観光経験?」 『立命館大学人文科学研究所紀要』 110号,pp.23-60. | |
所属学会 | 日本文化人類学会,日本観光学術学会 |
競争的資金の獲得状況 (過去10年間・外部資金含む) |
科学研究費基盤研究(C)(2011年度~2013年度) 「海洋生物観光の実践現場における生態リスク意識と当事者参加型の予防的資源管理体制」(研究課題:23520993)(代表) 国立民族学博物館共同研究(2015年度~2018年度) 「確率的事象と不確実性の人類学:「リスク社会」化に抗する世界像の描出」(代表) |
社会における活動 (学会活動以外) |
住友商事「東日本再生ユースチャレンジ・プログラム 研究・活動助成」の獲得(2012,13,15,16年度,各年度300万円) かほく108クラブ「かほく108ファンド助成」の獲得(2013年度および14年度,各年度20万円) 独立行政法人国立青少年教育振興機構「子どもゆめ基金助成」の獲得(2013年度58.7万円,2014年度60.2万円,2017年度59.6万円) 大和証券福祉財団「災害時ボランティア活動助成」の獲得(2014年度50万円) 公益財団法人カメイ社会教育振興財団「青少年の社会教育活動に対する助成」の獲得(2014年度40万円) |
【Ⅲ. 研究室紹介 】
研究活動 | リスク,偶然,希望などを含む広義の不確実性という観点から,観光現象を考察します。例えば,観光業の現場にはいかなるリスクがあり,どのように対処されているのか,といった事柄。加えて,ツーリズムが様々な事物を観光消費の対象として飲み込むメカニズム,接客サービスとホスピタリティの技法,ワイルドライフ・ツーリズムにおける人間と野生生物の関係など,観光にかかわる多彩な研究テーマに取り組んでいます。 |
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ゼミ紹介 | 観光/ツーリズムについての視野を広げ,多面的で柔軟なものの見方を身につけるために,広義の観光学における多彩な議論に触れていきます。文章読解や論理的思考などのアカデミックな基礎力を涵養することを目指して,比較的抽象度が高く論理構成が複雑な,ツーリズム関連の文献を数多く読み込みます。取り上げるのは,教員の専門領域に近い,観光人類学/社会学の論文が中心となります。 |
高校生へのメッセージ | 学問としての歴史が浅い観光学は,未開拓領域に満ちています。ですから,観光学徒に求められるのは,教科書の内容を唯々なぞることではなく,常識を打ち破って新たな議論の糸口を見つける,創造性です。正解を言い当てるよりも,自ら問いを生み出す。大学ならではの学びの楽しさを,ぜひ本学で体感してください。 |
メディアでコメント可能なトピック・テーマ等 |
・タイ人による訪日観光 ・タイにおける/タイ人によるダイビング・ツーリズム |
個人ホームページ,researchmap,j-global等 | http://mcjump.com/ |
その他リンク |
リレーエッセイ |