『文化における〈風景〉』
■ はじめに
九里 順子
I 景観論から見る沖縄風景の解釈
土屋 純
II イタリア・ルネサンスにおける風景画の一側面
― ローマの風景壁画を中心に ―
森 雅彦
III 坂本繁二郎のフランス体験と「雲」のある風景
今林 直樹
IV 中国は山水画に何を求めたのか
― 「気韻」と写実性を中心に ―
小羽田 誠治
V 「装い」の中の「風景」の中の「装い」
ー 江戸名所物としての「都鳥」意匠の位置 ―
大久保 尚子
VI 暮鳥の<青空>
― 風景の中の詩人 ―
九里 順子
■あとがき
今林 直樹