宮城学院女子大学附属認定こども園　森のこども園

　2023年度が4月1日からスタートしました。今年度、児童クラブを担当することになりました鵜川茉美と後藤未奈です。初日から小学生の楽しく毎日パワフルさに負けないよう毎日元気に過ごしています。今年度はこども園の卒園児でもある新1年生を迎え、全員で22名となり新年度を迎えました。1年間、どうぞよろしくお願いいたします。

　初日となる3日には自己紹介をしたり、児童クラブでの約束事を確認したりしました。畑で何を育てたいかをみんなで相談をした時には、じゃがいもやピーマン、スイカ、白なすなど…　様々な野菜や果物が挙がりました。違う日には桜丘小学校までの通学路を確認しながら散歩をし、その帰りには芝生広場で缶けりなどたくさん体を動かして遊びました。満開の枝垂桜の木の下でお弁当を食べた後、使っていたレジャーシートを長くつなげて、滑り台のように滑って、どうやったらもっと滑るのだろうと考えながら遊ぶ姿も見られました。

　先日の夕方に北園庭の近くの竹ばやしの方へ行ってみると、たけのこがひょっこり出ているのを発見！子ども達から「たけのこ掘りたい！」と強い希望があり、4/11にたけのこ堀りをしました。スコップでたけのこの周りを掘り進めていく子ども達。「こっち側から掘って」や「ここをもっと掘ったらいいんじゃない？」など友だちと相談しながら進める様子もありました。根っこまで見えてきたら、あと少し！力強くスコップを入れると、顔と同じくらいの大きなたけのこが収穫できました。たけのこ堀りで年下の友達の手伝いをしたり、優しく声をかける様子が見られ、この活動をきっかけに他学年の友達との関わりが深まったように感じました。
　次の日には、たけのこの焼き飯づくりをしました。収穫したタケノコを調理室であく抜きして頂き、登園が早かった子ども達に切ってもらいました。どんな形がいいか相談すると「小さく切りたい」や「こうやって切りたい」と手で表現をして教えてくれました。なので、子ども達それぞれ好きな形に切ってもらう事にすると、みじん切りのように小さく切ったり、ハートのような形を作ったりさまざまな形で切っていました。ホットプレートでたけのこを炒めて、ご飯を加えて醤油や鰹節で味付けをして完成しました。たまに…何度も味見をし、調理活動にとても意欲的な様子がありました。

　子どもたちが友達との楽しい生活の中で心地よく過ごせるようなことを計画し、チャレンジしたり発見をしたりできるようにあらゆる姿を受け止め、安心して過ごせるようにしていきたいと思います。