森のキッチンより

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2022.07.29 夏休み突入!

 夏休みに入り、児童クラブは朝から子どもたちが来てにぎわっています。
 夏休み初日にあったのは「銀鮭まるごと探検」。みやぎサーモン「伊達のぎん」生産者の佐藤さんが大きく太った銀鮭をケースに入れて持ってきてくれました。大きな銀鮭を目の前でさばいてもらいました。1年生は始めこそ「かわいそう~」と顔をしかめていましたが、佐藤さんの鮮やかな包丁さばきにみんな「すごっ・・・」と前のめりになっていました。銀鮭の中にすじこがあったり、人間にはない【浮袋】があったりと発見がたくさんありました。さばいてもらった銀鮭の切り身やあらを3グループに分かれて調理しました。メニューは銀鮭の炊き込みご飯、銀鮭の蒸し焼き、銀鮭のあら汁。作りながら「永遠に嗅いでいられる・・・」と銀鮭が煮える匂いをずっと嗅いでいる子もいました。自分たちでメモリを読んで計ったり、包丁を握って切ったりと、さすが小学生ですね。銀鮭の切り身はもちろん銀鮭のあらを使ったあら汁にはみんな感動していました。佐藤さんに銀鮭のエサや色の秘密、そしてどこから銀鮭が来ているか…自分たちが疑問に思ったことを質問して教えてもらいました。

 また、別日にはおやつ作りでやきそば作り、焼きとうもろこしをしました。焼きそばづくりではグループに分かれて、野菜を包丁で切ったり、ホットプレートで「屋台のおじさんだ~」となりきって野菜を炒めました。ソースやスパイスで味を調節して積極的に何度も味見をしました。2つのホットプレートで作ったのでお互いの焼きそばを味比べ…いつもは「きょうはおやついりません」と言っていた子も一口でも多く食べようとおかわりの列に並んでいました。
 おやつでトウモロコシが出たので児童クラブでは焚火台で「焼きトウモロコシ」を作りもしました。タープの脇に焚火台を組み立て、火おこしもしました。3、4年生がリードして火おこしは1回で成功。とうもろこしを焼く前にマシュマロも食べました。とうもろこしの焼き加減も見ながら、刷毛でしょうゆを塗りました。火の番を一生懸命してくれ子は「最後にゆっくり食べるのがいいんだよ…」とみんなにトウモロコシが渡ってからゆっくりと味わって食べていました。

 みんなで考えた計画を実践することはとても楽しい時間です。ただ、思いきり楽しむためには自分のしなければならないことがあることも伝えながら毎日を過ごしています。来週以降もたくさん楽しい活動が待っていますので、元気にきてくださいね。