森のキッチンより

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2017.11.10 生野先生の講座 ~ユニバーサルデザインを作ろう~

11月1日(水)今日は生野先生の講座”ユニバーサルデザインをつくろう“が行われました。ユニバーサルデザインって何だろう?というお話から始まりました。不自由がある人も元気な人もすべての人が誰が見ても分かるデザインということを画像などで理解することができました。カラーユニバーサルデザインについては50人に1人くらいいるという色弱の方が実際にどのように見えるか、どんな色が分かりづらいかを学びました。そこでカラーユニバーサルデザインのポイントは①見分けやすい色を選ぶこと ②形を変える・模様をつける・ふちどりをつける・線を太くするなど ③色の名前を付け加えることを画像で確認しながら考えました。いよいよユニバーサルデザインをつくってみよう!で今回はトイレマークをデザインしてみました。いろいろなトイレのマークを見せてもらい自分の中でイメージを膨らませ「女の子はハートやお花」「黄色だったらみえる」などクレヨンがすいすい進みはじめました。生野先生に「2020年東京オリンピックで採用されるようなデザインをつくろうね」と励まされて頑張って仕上げました。文字を入れたり・花やハートのマークを入れたり・色を工夫したりとても素敵なデザインが出来上がりました。次はユニバーサルデザインの箸を使って豆つかみをしました。力の弱い人や思うように手が動かない人などが使うための箸は子どもたちが使っても使いやすく普段使っている箸より多く豆をつかむことができ、ユニバーサルデザインの意味を子どもたちもより実感できました。最後に生野先生が身近なもののユニバーサルデザインを見せてくださいました。特に牛乳パックとジュースのパックの違いはどこか?子どもたちもパックをじっと見比べていましたが探せなかったので「目が不自由な人のためのデザインだから見るんじゃなくて触ってみたら」とアドバイス。パックの上の部分が丸くへこんでいました。その他シャンプー・缶ビール、お皿・スプーンなど色々なユニバーサルデザインがとても身近なものだということを実感することができました。