森のキッチンより

画像をクリックで拡大します

2017.08.16 狩野先生の植物講座「木の博士になろう」№1

8月1日(火)自己紹介後、先生の楽しいお話と弦に触れるとメロデイが流れるバイオリン・ゼンマイで動くあめんぼうの様な機械など次々と紹介してもらい実際に触れさせていただいて子どもたちの目も耳もくぎづけになりました。
今回の講座は4日間で園庭にはどんな木があるのか?葉っぱなどから何の木か図鑑などで調べ「木の博士になろう」がテーマです。はじめは「いろいろはっぱ」という本で葉っぱには人間と同じように顔があり、みんな違うことを学習しました。その後、明日からの活動の説明と準備を行いました。選んだ木に吊るす番号札を1人1枚ずついただき、採集した葉っぱを入れる袋を紙ばさみに挟みダブルクリップでとめました。ダブルクリップははじめて使う子どもが大半でとめ方から先生に教わりました。その後、外へ出て木の下見をしました。

8月2日(水)講座2日目は昨日のおさらいから始めました。そして今日の理科のお話は「なぜ梅雨が起きるのか?」です。日本列島の上で南の暖かい湿った空気と北の冷たい空気がぶつかり雨を降らせ、暖かい空気が上に行くと梅雨明けする。仙台も今週中には梅雨が明けるだろうと教えていただきました。その後、外に出て10本の木に番号札を吊るしました。それぞれの木から2枚ずつ葉っぱをいただきました。先生から「木も生きています。葉っぱを取るときは、ごめんなさい。勉強で使います。」と思うことが大事だよ。と教わり子どもたちは葉っぱを取るとき「ごめんなさい。勉強で使います。」と声に出していました。クラブ室に戻り観察カードに葉っぱを貼り日付・木の番号・気づいたことなどを書きました。「ちくちくした」「先っぽだけ赤い」「バジルみたいな匂いがした」など色々なことに気付いて先生に褒められ嬉しそうな子どもたちでした。