森のキッチンより

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2018.08.21 飾りかまぼこ作りに挑戦

 8月7日(火)今日は平本先生の飾りかまぼこ作りに参加しました。マイスクール桜ヶ丘の30数名のお友だちと一緒の活動です。

 はじめに平本先生と塩釜市魚市場の櫻井さんからかまぼこのお話がありました。宮城県ではかまぼこを結婚式などおめでたい時に食べるものとしていて、生産量は全国3位で現在は震災前の1位に戻れるように頑張っているそうです。お祝いに使われる飾りかまぼこを見せてもらい子どもたちは「はじめて見た」「いろんな形や色があるんだ~」とびっくりしていました。そんなお祝いに相応しい飾りかまぼこ作りに挑戦です。

 白身魚をすり身にして作ったタネを手にすると「ベタベタだ~」「ちょっと魚くさい」等の声も聞こえましたが、次第に黙々と作業をしていました。すると、子どもたちから「バラバラになっちゃった」「形がうまくできない」とタネの成型に苦戦していた声が上がりました。特に1年生には難しかったようでした。

 「バラバラになったら少し手を水でぬらしてまとめるといいよ」と平本先生からアドバイスされました。大学生のお姉さんたちにも少し助けてもらいながら思ったような形に出来上がると次第に笑顔になりました。そして、ピンク・みどり・きいろの絞り出し袋に入ったタネを飾り付けていきました。

 うさぎ・ハート・さかななど個性豊かなオリジナル飾りかまぼこの下地を蒸し器に入れ蒸し上がりを待つ時間に市販の飾りかまぼこの試食タイムです。「こういう味なんだ~」「いつも食べているのより少しかたいかな?」という感想もありましたが、おいしくいただきました。

完成まで少しの間「かまぼこ丸ごと探検ノート」を見ながら、平本先生のお話でかまぼこ探検をしました。「かまぼこは粘りを出すために塩を入れている」「栄養価が高い」「竹に魚の身をまいて作ったのがかまぼこの始まりで現在のちくわの形をしていた」など歴史・栄養・材料について色々知ることができました。

 そして蒸しあがり完成したかまぼこを見て「うわー!かわいい」「はやく食べたい」うれしそうにかまぼこをカバンにしまいました。
 最後に「はじめて作ったけど、かわいいかまぼこができてよかったです」「飾り付けが難しかったです」「楽しかったのでまた作りたいです」など感想を発表して今日の講座を終えました。

 次の日、食べた感想を聞いてみると「弟がいっぱい食べちゃった」「おいしかった」「上手だねってほめられた」笑顔で話してくれました。