園長ブログ

森のものがたり~今日のこども園~

2020.07.31 1学期の終業式でした。

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1号認定児の登園自粛で始まった1学期を終えました。森のこども園はこれからも2号3号認定児の保育は続きますが、一応節目の日です。通常全員で行っていた終業式を未満児は行わず、4~5歳児と3歳児の二部形式にして終業式を行いました。

最初は4~5歳児です。ソーシャルディスタンスを保ちながら礼拝が始まりました。
奏楽、讃美歌、聖句、お祈りと厳かに式が進行しました。

コロナウィルスが蔓延している日本では常に感染リスクがあります。子ども達には「自分の身を守るためにしなければならない事は自分でしましょう。」と言い、園でやっていた手洗いやうがいは続けようねと話しました。

 

8月号の園だよりで、学院長先生が書いてくださったところに、感染症そのものだけではなく「不安と恐れ」もあり、そのためには「気づく力、聴く力」も高めることと書かれていました。終業式の場で、子ども達の中に聴く力が確かに育っていると感じました。

最後に、ひかり組がDayキャンプでうたう「燃えろ キャンプファイヤー」を力強く歌い式が終わりました。

静かな霧雨が降っていましたが、森の写真を撮っていたらりんご組の帽子が動いていました。何してたの?と後で尋ねたら、「森へ出た時は雨が降ってなかったんです。でも、木立の中では全然濡れませんでした。」とのことでした。昨日羽化したセミを見に行ったんですって。セミはいなくてショウリョウバッタをたくさんとって帰ってきたそうです。

終業式の第2部、にじ組の準備ができました。

礼拝では讃美歌「うみでおよぐ」を歌い、今月の聖句は子ども達も一緒に言いました。私からはお家にいても手洗いうがいをしっかりしようね、と話し指を洗う仕草を一緒にしました。ほとんどの子ども達が話を聞き、手指を動かしているので、子ども達の話を聴く姿勢も育っていると感じました。

その後に手遊びをしたら、これも全員真似することができました。教頭先生がその様子が可愛らしいと写真を撮ってくれました。私の手の動きを真似する子ども達を見ていた私も、にじ組の2か月の確かな成長を感じました。

そら組がテラスやお部屋で大掃除、明日から夏休みに入るお友達もいるで区切りの掃除です。「こんなにきたなくなった!」ぞうきんを開いて見せてくれました。それぞれのいい夏休みでありますように。

 

明日はひかり組のDayキャンプが午後にあります。お天気が心配ですけど、みんな早く寝て午後に元気に来てくださいね。

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