園長ブログ

森のものがたり~今日のこども園~

2021.10.27 🍂もみ殻かまど💗加藤さんがやって来た❣

CIMG2653

ひかり組が楽しみにしていた《もみ殻かまど》の日でした。ひかり組が田植えから取り組んだ稲が実り、稲刈りをして、脱穀し、もみすり(何と検査用の鉛筆削りみたいなものでやっていました!)そして精米をした米を用意しました。今回はケース稲と田んぼを合わせて何と4合も収穫しました。

9時過ぎに栗駒の加藤さんが到着です。

《もみ殻かまど》は加藤さんが器具をバラバラにしてコンパクトな形で車に積んで持って来てくれました。それを子ども達が一つずつ手押し車や手に持って北園庭の中央に運びました。

  

次の指令はベンチをかまどの周りに並べること。重いので一人で持つと大変ですが、二人で持てば大丈夫。ベンチに並べ終わって加藤さんがかまどの組み立てを説明しました。

   

加藤さん主導で部品が一つ一つ組み立てられました。中央には煙突もあり空気が抜ける様に組み立てます。新しいものを組み立てた後に必ずチェックしながら組み立てていくのを、子ども達の係が行っていました。

    

エプロンをした米研ぎ隊は羽釜に4㌔の米を研いで準備OKです。

残念でしたが、ここで私は他の用事がありこの場を離れました。戻って来た時には野外炊飯場のテーブルにクロスが敷かれ、子ども達がご飯をモリモリ食べていました。

いつもご飯を炊くのは6.2㌔本日は9.2㌔だったんですって。とにかくご飯を食べていました。真っ白な新米に子ども達のお米が少し黒っぽいものでした。その違いにも愕然としましたが、加藤さんは子ども達が4合のお米を育てたことに驚いてくれました。

加藤さんからは「毎年子ども達の学びがしっかりしてきた。」とお褒めの言葉をいただきました。田植えの稲をいただき、今年はケースに入れる田んぼの土までいただきました。

お米を作る大変さも学びましたね。子どもたち一人一人に豊かな体験をさせていただけたことに感謝いたします。加藤さん、本当にありがとうございました。

給食のメニューです。ご飯の所にポツポツ見えるのは子ども達が育てたお米です。玄米だったものや子どおたちが精米したお米も入っています。かまどでご飯が炊けたときは北園庭のベンチに座って、お釜から少しずつ試食をさせてもらいました。

   

「ご飯のお味は?」「おいし~い。」「梅干しは?」「もうたべちゃった。」苦手な子は梅干しが残っていましたが、思ったより好きな子がいましたね。美味しいご飯は幸せの味です。

 

 

 

 

 

Contents