園長ブログ

森のものがたり~今日のこども園~

2024.04.30 誰の仕業!?

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桜が終わり始めた頃からだったでしょうか、朝、車を止めて玄関に向かう途中のロータリーのところに、中身がなくなったクルミの殻、いわゆる食痕と言われるものが落ちているようになりました。綺麗に二つに割れているものがあれば、そうではないものと複数の殻が落ちていることから、夜なのか早朝なのか、子どもたちも職員いない時間帯にクルミを好物としている動物たちが食事をしにやってきているように思えるのです。しかし、不思議に思うことは、園庭にもロータリーにもクルミの木はないのになぜロータリーのところに落ちているかということです。もし、推測通りに動物たちが食べていたとしても、わざわざこども園までやってきて食べることなどせず、クルミを見つけた場で食べれば良いと思えてならないのですが、誰もいない時間帯に子ども園にお客さんが来てくれているならばと思うとなんだか嬉しくなります。今度暗視カメラでも設置しておこうと思います。一方、北園庭の芝の一部に無数の不思議な小山と穴ができていることに気づいたので何かと思いきや、活動が活発になったアリたちが掘った砂でできた山(芸術作品)であることがわかりました。小さなアリたちがどれくらいの時間をかけて作った(できた)のかわかりませんが、スコップなどの道具を持たない(使わない)アリたちの能力に驚かされました。

さて、北園庭の斜面に一本だけ残っている松の木に松ぼっくりの赤ちゃんができ始め、北園庭に隣接する森に紫色のフジの花が咲き出し、畑に植えたじゃがいもが芽を出し始めた一方、5歳児ひかり組の子どもたちが蒔いたお米の育ちは思わしくない様子。今週は雨の予報は出ていませんので、ここから育ちの遅れを挽回してくれることでしょう。   

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