園長ブログ

森のものがたり~今日のこども園~

2024.02.28 0歳が0になり、8ならぬ蜂が仲間入り⁉︎

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0歳児もも組のF先生が満面の笑みを浮かべながら「園長先生、今日S君が誕生日で1歳になりました。お祝いしてもらえますか?」と言いながら職員室へやってきました。もちろん、リクエストに応えHappy birthdayを歌ってあげるべくギターを抱えて保育室に向かい、子どもたちに泣かれない距離感・音量を考えて「♪ハッピーバースデー〜」と歌ってあげたのですがF先生の陰に隠れ自分の誕生日をお祝いしてもらっている、1歳になったという自覚がまだまだないS君より、担任たちが嬉しそうで「これで0歳が0になりました」とF先生が大喜びしていました。思えば数ヶ月前まで僕を見ると後退りしたり、泣き出してしまっていた子どもたちも最近は笑顔で近づいてくれるようになり、また、自分の足で歩くことができるようになった姿を見た時、改めて子どもたちが持つ成長する力と日々子育てをしている保護者の方々の関わり、それを補助する先生たちに感謝と尊敬の念を抱きました。一方、このように0歳児の子どもたちが悠々と遊んでいられるのはこの時期だからであり、新年度が始まると保育環境が変わること、そこに新入園の子どもたちが加わるとてんやわんやの日々が始まることでしょう。

さて、環境が変わるといえば、先日海外研修に出かけていた時、現在使われていない旧学生寮(シャロン寮)の庭先に、T教授が旧幼稚園で飼育していた蜜蜂の巣箱が引っ越ししてきました。随分暖かくなったとはいえ、まだ休眠状態の蜂たち。これから気温が上がり、様々な花が咲きだすと活動も始まり子どもたちもその存在に気づくことでしょう。子どもたちが刺激したりすることなく共存していくことができるように、関わり方をしっかり打ち合わせしたいと思います。

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