園長ブログ

森のものがたり~今日のこども園~

2024.03.13 気になる!

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こども園ができた(できる)時から芝や畑などこども園の環境整備に関わって下さっていた、玉浦西(岩沼市)の方々が来園度のジャガイモの植え付けのために来園し、畑を耕し肥料を施してくださいました。事前に管理機(耕運機)のエンジンが始動するかどうか確かめておいて欲しいとの連絡があったので、昨日始動を確認しておいた管理機のエンジンをかけ、今朝、畑のところまで運んできました。朝から妙な音が響いてきたことに気づいた未満児クラスの子どもたちが、ぶどう組のサッシのところに集まってきて僕に何か話かけてくれます。どうやら何をしているのか気になったようでサッシを息で曇らせながら「何してるの?」と聞いてくれました。そこで、「これから畑の土を柔らかくしてもらうので準備してたんだよ」と返事をして、いつものように子どもたちの受け入れのため、玄関先に戻りました。それから数十分後、Kさん、Mさん、Kさんがお見えになり、畑に堆肥を運び、管理機で作業を始めて下さいました。すると、今度はそれが気になった0歳児もも組の子どもたちが大好きな遊具そっちのけにしてサッシに近づいて外を眺めていました。一方、作業が始まった頃、森の広場では3人の畑の先生たちに感謝を表すための準備が進められ、3歳児が劇を披露したり、5歳児が歌を歌ったり短い時間でしたが、十分感謝の気持ちをお伝えすることができました。皆さん「頑張って練習してくれたんだよなあ!嬉しいね」「感無量でこれから畑仕事しにくいな・・・ハハッハ」と言いながら長靴を履き、作業再開してくださいました。作業後、給食も子どもたちと一緒に食べていただきましたが、まるで孫たちと一緒に食事をしているかのような雰囲気が見られ良き交流ができたように思います。ところが、岩沼からの距離や年齢的に作業が厳しくなってきたというお申し出があり来年度はいらしていただくことができません。しかし、この縁が途切れたというのではなく、「困ったときや分からないこと、気になることがあればいつでも連絡してください」という何とも嬉しいお話しをいただきましたので、その言葉を信じ自分たちでできることからしっかりと取り組んでいこうと思います。これまで本当にお世話になりました。ありがとうございました。

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