園長ブログ

森のものがたり~今日のこども園~

2022.10.11 八木山動物公園に行ってきました…Byにじ・そら組

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10月5日(水)、3・4歳児の子ども達も八木山動物公園に遠足に行ってきました。迎えに来てくれたのは、黄・緑・ピンク色の模様が並んだ大型バス。乗り込む順番待ちの列から「なんか、かわいいバスだね!」そんな声が聞こえてきました。ステップの下でお迎えしてくれたドライバーさんに「おねがいします」としっかりご挨拶をして座席へ。シートベルトの装着にも気分が高まりました。

   

通ったことがある道だけど、車高が高いバスの中から友達と一緒に見る景色はいつもとは違ったようでした。路線バスの運転手さんも目下に見えて、バスの大きさを改めて感じていたようです。そら組のバスの中では「動物クイズ」が用意され、「キリンのつのは何本?」「ぞうの歯は何本?」など、なかなか難易度の高い三択クイズでした。早く動物たちに会って確認してみたくなりましたね。

この日の団体数は、ひかり組さんの遠足の時よりも多く入館者数は1,500人を超えているとのことでした。同じ色の帽子をかぶっている幼稚園さんも見えました。「先生のお話をよく聞くこと」「前のお友達と間をあけずに歩くこと」が迷子にならないために大切なことと確認して出発です。

大型バスの台数も非常に多く、年長組はナンバープレートの番号を暗記していたようですが、にじ組・そら組の子ども達はバスの模様(色)を繰り返していました。

      

動物園についても小雨は続き、ポンチョ着用でコース見学に入りました。各自が描いたオリジナルポンチョはとてもカラフルで園内でもよく目立ちました。すれ違った他園の先生から「うわ~、かわいい」「おもしろいね」そんな感想の声が聞こえてきました。

なんと、子どもたちを1番初めに迎えてくれたのは、かばさんの大きなおしり!!子ども達は大笑い、いや…大喜びでした。おしりの大きさに驚いた次の瞬間には、「しっぽにけがはえてるね」「ほんとだ~」と気付いたことの伝え合いがはじまりました。さすがです!

      

      

      

子どもたちにとっては生憎の天気でしたが、動物たちにとっては暑くもなく寒くもなく日差しの厳しさもなかったため、ぐったりと横たわる動物はいません。とっても活動的だったのでその動きに子ども達も釘付けでした。

ガラス窓の至近距離まで近づいてくる動物にまったく動じない子ども達でした。動物たちが子ども達をじっと見つめている場面も多々あり、お互いに視線を送り合い「これはおもしろい」と行動観察していたのでしょうね。

     

バスの中で「キリンの頭にはつのが何本あるでしょうか?」というものがありました。ほとんどの子ども達は「2本」と答えたのですが、正解はなんと「5本」。2本のつのの前に1本、それぞれのつのの後ろに1本ずつあるのだそうです。

      

      

      

動物園の入場ゲートと対角にあるのが、タヌキやホンドテン、アナグマなど里山の動物たちのコーナー。「もりのこどもえんにあそびにくる動物たちだよ。森のカメラに映ってるんだよ」と伝えました。

      

猛獣舎の入り口で、低く吠える声が聞こえてきました。ライオンが子ども達の到着を待っていてくれたようです。

子ども達に向かって何度も何度も吠えるので「わかった。きっと、こんにちは!ってご挨拶してくれているんだよ」と声をかけると、子ども達も声をそろえて「こんにちは~!」とお辞儀をしながら挨拶を返していました。初対面でのご挨拶は大切ですね。

      

      

     

  

いよいよ、登園の時から楽しみにしていたお弁当の時間。途中、脚も心もかなり重たくなったけれど、お弁当とおやつを楽しみに、最後まで頑張って歩きましたね。お家の方が作ってくれた愛情いっぱいのお弁当でパワー充電!すっかり元気になりました。

    

  

そして、帰りのバスの中は…ひと足早いお昼寝タイム。どんな夢をみてるのかなぁ…。

バスの中では「えんそくたのしい~」「あしたもえんそくがいい」「あしたもおおきいバスにのりたい」と、たくさんの子ども達から声を掛けられました。『「とっても楽しかったからまた遠足に行きたいです」って、園長先生にお願いしようね』と伝えると、子ども達は笑顔でおおきく頷いてくれました。

  

 

 

 

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