園長ブログ

森のものがたり~今日のこども園~

2020.07.21 ゆでたジャガイモは、熱々だからね。

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昨日収穫したジャガイモをひかり組とにじ組で食べました。野外炊飯場で茹で上げたジャガイモをざるに上げてお湯を切りました。にじ組さんもりんご組さんも興味津々です。

野外炊飯上の上に紙ナプキンが並べられみんなに配るまで少し待ちます。茹で上がったばかりだから、熱いことを注意され、ナプキンに包んで「フーフー」言いながら食べるよ、と先生から注意されました。ちょっと触って「あついよ」と手を出すのに躊躇した人もいました。

 

「少しずつかじってみたら。」フーフー言って、ちょっぴりかじったら「おいしい!」笑顔が広がりました。「《北あかり》はやっぱりおいしいね。」と栄養士の先生。「園長先生もどうぞ。」と言われ、食べてみると、薄っすら塩味のきいた美味しいジャガイモでした。

時間がたって熱くなくなったジャガイモは、「おいし~い」味だったそうですよ。あっという間に配られたジャガイモは食べ終わりました。

茹で上がる前、

かまどには2つの鍋が並び、薪と小枝に火をつけ火熾しをしていました。なかなか…火がつかない…これまでの雨で湿っていたのでしょう。細めの薪に新聞紙や紙パックも使いうちわ部隊も応援です。「けむ~い。」と煙が目に染みた子たちが逃げ出しました。

そして、栄養士さんの鍋チェックを受けたら「水の量が多すぎる、かぶるくらいでいいの。」と言ってお湯を捨てました。するとあっと今にお湯が沸き、ジャガイモのいい匂いが漂いました。北園庭にいた未満児も下の煙を見ていました。何してるんだろうと思っていましたよね。

時々水分補給に避難しながら遊んでいた子ども達に「もう茹で上がったよ!」の声がしてみんなはテーブルに座ったのです。

ジャガイモを茹で上げた後に、残った火を利用して栄養士の先生が焼いていたものは?

何と、大学の平本先生からいただいた、塩釜の魚市場のタラをすり身にして、蒸してかまぼこにしたものでした。昨日笹の葉っぱをひかり組が採ってきて、渡していたものでくるりと巻かれていました。

「火は通っているので、焼け目をつけるだけです。」と栄養士の先生が言っていました。私はそれを見て事務所に戻ってきました。

その後、ひかり組が食べたそうです。あまりのおいしさに、残っていたのを見つけた子が、「それどうするの?」「園長先生に持って行くんだよ。」と聞くとがっかりしたそうです。お替りが欲しかったんだよね。この後のの給食もきちんと食べたそうです。

「たらが だいこうぶつに へんかした。」としみじみ言った子がいたそうですよ。

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