園長ブログ

森のものがたり~今日のこども園~

2023.09.06 137年の歴史

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時折、稲光が光り、雷が響き、屋根や地面に音をたてて叩きつけるような雨が降る中、宮城学院の理事長・学院長先生が、創立記念礼拝(創立137年)のために来園くださり、PCを使って子どもたちに聖書の話をしてくださいました。今日のお話の箇所は聖書の中でも有名な「家と土台」(マタイによる福音書7章24節〜29節)でしたが、礼拝中まさに今日の聖書の箇所にピッタリという具合に降る雨。話の内容をイメージするのには最適ですが、宮城学院の中でもこども園は一番低いところにあるため、降った雨や落ち葉や木の実、泥、砂利などが北門をはじめあちこちから流れてきて、数箇所ある排水枡が詰まってしまい水を飲み込むことが出来ず道路が水で溢れてしまうため、「このまま降り続いたら建物(玄関先)に水が入ってしまうのでは・・・」と心配になるほどでした。しかし、僕の心配に気づくはずのない子どもたちは、PPTにまとめてくださった聖書のお話に耳を傾け、祈り、今日のお話の箇所に合わせた讃美歌を歌い、創立記念を祝うためのポストカードをプレゼントしてもらい喜んでいました。幸い心配した雨による被害もなく済みましたが、異常気象と言われている夏の暑さ同様、これから本番を迎える台風シーズンで大きな被害が出ないことを願わずにはいられません。もちろん、こども園を含む宮城学院はしっかりとした岩を土台として建っていますから大丈夫だと思いますが。そうそう、昨日伐採された松の木は有に樹齢100年は経っているだろうとのことでしたので、宮城学院創立した頃から、この地に根を張り立っていた可能性があるということですが、伐られた松の切り株、年輪を見た時、宮城学院の137年の歴史と伝統に凄さを再認識させられました。

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