2021.03.09 🎶～小鳥のさえずりの中で～🎶
空は青空、森の木立の下ではにじ組とりんご組が遊んでいます。午前中に北園庭ではひかり組の修了式の予行演習が行われていました。
腰を痛めた私が、1号認定の方達の前に姿を見せなかったので「えんちょうせんせいのすがたがみえないな。」と目の前にいる私に聞いた子がいました。
そして、「こんにちは、えんちょうせんせい！」と次々に言われ、「沈丁花のつぼみが膨らんでいる。みんながいなくなってから咲くかな」と言ってから少し感傷的になってしまいました。
修了式の予行演習が始まり、一人ずつ名前を呼ばれ、お辞儀をして花道を進んで自分の席に着きました。緊張した手が両脇で固まってしまっていた人もいましたが、一人一人の大きくなった姿が見えるオープニングでした。
日が射しても、じっとしていると寒い天気でした。お揃いの紺色のガウンの中にはジャンパーを着こんでいます。本当にきれいな空に子ども達の歌う讃美歌が広がりました。
練習風景をそら組がじっと見ていました。すると歌声に対抗したように小鳥のさえずりが聞こえました。子ども達は全体を見渡すことはできなかったでしょう。～あなたたちのために歌うお客様は、天の神様の使いのようです～驚くほどきれいに歌ってくれた小鳥の姿は見えませんでした。
修了証書授与は本番までのお楽しみにいたしましょう。そら組さんは来年の自分達の姿と思っていたのでしょうか。森で遊んでいたにじ組さんがフェンスの所で見ていました。
森で遊ぶにじ組は好きな場所からどんどん移動して遊んでいます。最後に、そら組の録音した歌声が放送で響きました。自分達の歌声を初めて聞いたそら組が、もう一度録音のやり直しをすると言っていました。
一人の声が出過ぎてると自分達で気付いたそうです。終了後にみんなの広場で録音のやり直しで歌っていました。
「園長先生！北園庭のはずれにある木に食痕が見えますよ！」「どれどれ」木を見て「どこどこ」「木の股の所ですよ。」あっ！見えた。確かに木が2本に分かれるその隙間にどんぐりが見えました。
リスなのでしょうか？北園庭に広がる公園の雑草がなくなり、こども園に大量の綿毛が飛んできた柳の木が何本かボランティアさんの手で伐採されています。
見晴らしの良くなった公園に確かにクルミの木があります。リスが運んできたのでしょうか。