園長ブログ

森のものがたり~今日のこども園~

2024.04.02 興味津々

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園庭の築山を覆うように育った森のコナラの木(枝)!春から夏に向けて育ってくる葉は子どもたちや先生たちにとって真夏の日差しを凌ぐのに打って付けですが、こども園(北園庭)自慢の芝の生育には日差しが必要なため時には枝打ちも必要です。そんなことを昨日施設課のSさんにお伝えたところ、今日早速、学内の環境整備をしてしてくださっている皆さんが枝打ちするための道具を持って来園し枝打ち作業に取り掛かってくださいました。外遊びをしていた子どもたちの中には、なかなか見ることのない高枝切り用のノコギリやチェーンソーに興味津々で、身動きすることなくじ〜っと作業を見守る?!姿も見られました。作業時間30分程度だったでしょうか、あっという間に枝が切り落とされ、築山の上には空(視界)が広がり光が差し込むようになりました。これで芝の生育が良くなってくれるといいのですが・・・。

一方、枝打ち作業よりも、いい香りを漂わせるようになった沈丁花(ジンチョウゲ)の花の香りに気づいた子どもたちは早速花摘みに取り組み、その花を僕にプレゼントしてくれる優しい子どもたちがいるのですから嬉しい限りです。また、砂遊びをしていた3歳児にじ組の子どもたちが、オケラを見つけたらしく「えんちょうせんせいみて」と話かけてくれたと思ったら、子どもたち同士で「みせて!」「みえない!」「こっちにおいて」「ほしい」「だめ」と話しながら(揉めながら)観察している様子が見られました。しかし、それはオケラに限ったことではなく今年も虫たちにとって受難の季節がやってきたことを意味することでしょう。

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