宮城学院女子大学附属認定こども園　森のこども園

今日は森の音楽会でした。りんご組のこども達が、朝露で濡れたベンチを拭いて会場準備のお手伝いをしてくれました。準備が終わると、演奏者用の椅子に座ってひと休み。全体の眺めも確認しているようでした。

今年度もBRASS  TRIO 仙台の皆様に来園いただき、トロンボーン、ホルン、トランペットの金管三重奏で素敵な音楽を聴かせてくださいました。演奏が始まると、子ども達の動きが止まり演奏者をじっと見つめながら聴き入っていました。

秋晴れの暖かな陽が差す青空の下、それぞれの楽器の美しい音色が森にこだまし、本物の楽器と音にふれる素敵な時間でした。

それぞれの楽器も紹介していただきました。トロンボーン演奏者が「この楽器の名前、わかるお友達はいるかな？」の質問にたくさんの手が上がったので期待が高まりました。ところが…、声をそろえて回答してみると「トランペット」「ラッパ」という声が重なって聞こえてきました。トロンボーンの音域は男性の声と同じくらいで、低い音の楽器ということを教えてもらいました。

続いての楽器は、管がぐるぐる巻きになっている「ホルン」です。今日はもうひとつ「アルプホルン」という木でできた楽器も見せてもらいました。なかなか見ることができない珍しい楽器でしたね。

トランペットの音の紹介では、♪ピタゴラスイッチ の音階で音の紹介。こども達も思わず口ずさんでしまいました。また小さなトランペットのピッコロも聴かせてくれました。トランペットは小さくなるほど、高い音が出ることも教えてもらいました。

ジブリメドレーでは、イントロで曲が分かり一緒に歌い始めた子ども達。金管楽器に合わせて歌う子ども達のさんびかもとてもきれいでした。「子ども達の歌声がとてもきれいで、音楽がいつもそばにある生活であることがわかりました」と演奏者の方がほめて下さいました。

最後に用意してくださった曲はYOASOBIの♪ツバメです。殆どのこども達が立ち上がり、振りを付けて踊りだしました。大人気の曲だけあって、１歳児の子ども達も両手をはばたくように動かしていましたね。音楽を聴くと思わず体が動き出してしまうそんな子ども達の姿も「反応が良くて、演奏していてとても楽しかったです」と感想をいただきました。心も体も弾む楽しい時間を過ごすことができました。参加してくださった保護者の皆様、ありがとうございました。