園長ブログ

森のものがたり~今日のこども園~

2024.04.12 ゆかいなさんぽ

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日に日に鳴き方が上手になったウグイスをはじめ様々な鳥たちの鳴き声が響く中、3歳児にじ組は北門へ、2歳児りんご組の子どもたちは中央芝生広場まで散歩に出かけました。僕は以前からお願いされていたりんご組の散歩に混ぜてもらいましたが、昨年度ぶどう組の時から中高グランドまで続く階段を上手に登る姿に驚かされた時よりはるかに上手に階段を登ることができるようになっていることに成長を感じさせられました。もちろん、時々両手も使い4wdのようになる様子、階段の途中に落ちている松ぼっくりや小石、アリを見つけ立ち止まることがあるため先に登った子どもたちが座って待っていてくれる微笑ましい姿も見られました。目的地の芝の広場に到着すると、茶色い小さなボタンのようなフジの種を探したり、靴べらのようなハクモクレンの花びらを拾ったり、ピアノ池で甲羅干しをする亀を見つけて大喜びしたり大喜び。そんな子どもたちの姿を見て学生たちが笑顔で「かわいい!」と言いながら授業に向かっていく様子も見られました。また、子どもたちの声に気づいて研究室から降りていてくれた教育学部のN先生がこども園まで一緒に歩いてくれました。

50年以上愛され、読み継がれているロングセラー絵本「ぶたぶたくんのおかいもの」同様に、土方久功さんが何とも言えない独特なタッチで描いた絵本「ゆかいなさんぽ」たくさんの動物と鳥たちが出てくるとても楽しい絵本があります。幼稚園教諭時代、後輩の先生がこの絵本を台本にして、子どもたちと劇を作ることがあったほどとても楽しい絵本なのですが、なぜだか絶版となってしまっています。そんな「ゆかいなさんぽ」ではありませんが、今日の散歩はとても“ゆかいなさんぽ”でした。邪魔でなければ、また一緒に出かけたいと思います。    

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