園長ブログ

森のものがたり~今日のこども園~

2023.03.03 愛をもって平和を…修了礼拝

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3月3日(金)

今日は、ひかり組さんの園生活で最後の礼拝「修了礼拝」でした。
園生活で最後の…というと本当に寂しいですが、子どもたちの心は寂しさだけではありません。
もう二度とこないこの時間を大切にしたい。みんなと過ごす一分一秒を特別なものにしよう!! と意気込んで残された園生活の日々を満喫中です。

今日の礼拝も特別な気持ちで迎えたひかり組さん。
今日の礼拝は特別が2つ。
1つめはおうちの方(希望者)が参加してくださったこと。
2つめはパイプオルガンの奏楽が園長先生!! …ひかり組の子どもたちのたっての願いで奏楽をお願いしたのです。

説教は子どもたちが大好きな大久保直樹先生です。
今日の聖書は「イエスさまの平和」(ヨハネ20:19-23)というお話。十字架にかけられその3日後に復活したイエスさまが弟子たちの集う真ん中に姿を現されたこと…それを表現するように子どもたちの真ん中でお話してくださいました。弟子たちは迫害を恐れ鍵をかけて閉じこもっていたのに、イエスさまは弟子たちの真ん中に入ってお話された…という不思議なお話。
恐怖の中にいた弟子たちに、イエスさまがお与えくださった平和。「神さまが平和のためにイエスさまを遣わしてくださったように、イエスさまもお弟子さんたちも遣わされた」今日、その聖書の話を聞いた、ひかり組の子どもたちもイエスさまのお弟子さんのようにもうすぐ旅立ちの時を迎えます。

「『あなたがたに何があるように…』と聖書に書いてあったかな」と大久保先生に尋ねられた子どもたちは、直感的にまず「愛」と答えました。正解は「平和」でしたが、大久保先生は、「みんなは愛をもってたくさんの人に平和を届ける人になってくださいね」と教えてくださいました。
最後の礼拝…みんなはちゃんと心の鍵を開け、しっかりとお話を心で受けとめました。

最後に園長先生のパイプオルガンに合わせて「いつくしみふかい」の讃美歌を歌いました。
子どもたちにはちょっぴり難しい歌詞ですが、子どもたちは意味を理解し、心をこめて歌いました。その声はまるで天使の歌声。ご参加のおうちの方々は心が洗われる思いだったことでしょう。
礼拝堂の中に響く、パイプオルガンと子どもたちの心のこもった讃美歌。そして毎回楽しみにきいた大久保先生の聖書のお話。
ひかり組のみんなの心に残っていくことでしょう。

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