園長ブログ

森のものがたり~今日のこども園~

2020.06.04 幸せになる場所…なんだ。

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クローバーの丘には、当然クローバーがいっぱいです。ひかり組さんが四葉のクローバーを見せてくれました。「どこで見つけたの?」と聞くと、クローバーの丘まで連れて行ってくれました。その場所をじっと見ていましたが、四葉のクローバーは見つかりません。

「園長先生は見つけられないなぁ。」と話すと、ジッとその場所を見つめて「ほら、あったよ。あげる。」と四葉のクローバーを貰いました。「幸せになりそう、ありがとう。」とお礼を言うと、にっこり。うれしい気持ちが朝から漂う、ここは幸せになる場所です。

子育て支援《木曜グループ:うさぎチーム》

クローバーの丘には子育て支援のどんぐりクラブのメンバーが集まりました。みなさんでこども園の子ども達の遊びを眺めたり絵本を見ています。さあ、はじまりはスカーフを使ったわらべ歌からです。

そして、スカーフを返しに行くことも経験です。無事にみんな返せたらベンチに座りましょう。「おはようございます」のごあいさつの後にみんなの名前が呼ばれました。恥ずかしく顔を隠す人、お母様と一緒に手を挙げた人、とその時ひかり組がベンチを持って通りがかりました。「後でどんぐりさんが集まる場所までひかり組が持って行ってくれます。」と、先生が教えてくれました。

さあ、涼しい森へ遊びに行きましょう、最初はアースワークス・ティピーのテントに入ってみましょう。緑の世界から白い世界へ入ると、テントに緑の影が映りました。外では先生が葉っぱを動かしていました。驚きましたね。

森のかくれんぼも始まりました。曇り空だった天気が回復し木漏れ日も見えてきました。木立の中で先生が鬼役で親子を探していました。

ちょうどその時、森の入り口ではそら組が「大きな鍋でみそ汁作りです。その場にあった虫メガネを使っていた人、使いたい人でトラブル発生!先生が話を聞いていました。泣いていると何の事か分からないね、使っていた人も黙って取り返しちゃだめだね。と、行動を整理して子ども達に理解をさせました。そら組だもの説明ができるようになるといいね。

りんご組さんがやって来ました。並んで歩くのが上手になったね。この後にクローバーの丘に行き、ロータリーの中央の芝生で遊んでいました。「りんご組の帽子の色は何色?」「みどり!」「半分当たり、でもね黄緑、ていううんだよ」と話すと、「き・み・ど・り?」「そう」「きみどり」「そう、あたり」その場にいた5人はうれしくなって何度も「きみどり」と繰り返して言いました。

ひかり組はお部屋でお集まりをしていました。何かの相談かな?笑い声が響き、身を乗り出して話を聞いていました。

北園庭に移動したどんぐりさんがフープを使って遊んでいます。日陰で水分補給をしていた子ども達がそれを見ていました。

仲間に入れてというようなしぐさをしていた子が、一つ年上のどんぐりさんの親子にフープを持ってもらい中を潜り抜けました。そして、できたことで拍手してもらい、うれしいような困ったような顔。とっても自然な一連の動き、それに自分がしていない遊びの興味がぶどう組の子ども達に芽生えた瞬間でした。?・!・♡ はぶどう組にも見られるんですね。