園長ブログ

森のものがたり~今日のこども園~

2024.02.07 ふふふ・・・

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今年度、5歳児ひかり組は行事の度に「こども園最後の」の枕詞がついて回りましたが、今日の参観・コイノニアも正に枕詞通り最後となりました。例年この時期に行われるこの参観・コイノニアはどのクラスも子どもたちの一年の成長や生活の集大成をご覧いただくとともに、次年度に向けた連絡お願いを含めた情報交換の時間でもあります。今日のひかり組の参観では創作劇をご覧いただくプログラムがありましたが、台詞が箇条書きで棒読みだったり、緊張というよりも恥ずかしさで台詞が出ず、“船◯吉◯の囁き女将”よろしく、同じ役の友達が仲間の耳元でセリフをコソコソ声で呟く(教えてあげる)姿がこども園では最年長の学年とはいえ、4月に小学校に入学すれば最低学年となることを象徴しているようで何とも微笑ましく、心配になるというより思わず笑みが溢れてしまいました。さて、来月の修了式の時にはどんな姿を見せてくれるやら・・・。

さて、今朝の地元紙、河北新報朝刊に南三陸町・戸倉の漁師グループ「戸倉Sea Boys」のメンバーが1月に東京で開催されたFish-1グランプリという国産水産物料理コンテストで準グランプリを獲得したという記事が掲載されていました。メンバーのお一人は1歳児ぶどう組のRちゃんのお父さんであり、昨年6月、銀鮭を使っての食育活動を行った際、南三陸町の海で育てている銀鮭(重さ約3kg)を朝収穫しわざわざ園に運んで来てくださり、子どもたちの目の前で解体し、それをその日の給食のメニューとして提供するということをなさってくださったのです。そのような身近な方が準グランプリを獲得し、それが記事になっているのですから何だか嬉しくてなりません。さぞかし、ご本人も大喜びしているかと思いきや、とても冷静な感じなのでそれもびっくりでした。今月25日には志津川仮設市場で開催される「ラムサール志津川湾牡蠣祭」で100個限定販売するそうです。興味のある方は足を運んでみてはいかがですか?

 

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