園長ブログ

森のものがたり~今日のこども園~

2024.02.08 「段取り八分、仕事二分」

IMG_1394

   以前にも書いたことがあったように思いますし、皆さんご存知でしょうが、「段取り八分、仕事二分」とは「仕事に取りかかる前に準備が完全にできていれば、8割は終わったようなもの」という意味の言葉です。昨日に引き続き、今日は2歳児りんご組の参観コイノニアが行われましたが、昨日のうちに保護者の皆様を迎え入れる準備がなされ、担任の2人も子どもたちの様子を伝えるためにPPTの編集や絵本を題材にした「どうぶつサーカスがはじまるよ」の準備を終えてくれていたようです。前述の「どうぶつサーカスがはじまるよ」の物語は保護者の方々との触れ合いの場面もあり、子どもたちにとっても無理がなく、いつも通りの姿をご覧いただくことができた楽しいひと時になったように思います。

また、F先生が伴奏してくれた礼拝の前奏曲や讃美歌が場を和ませ(緊張がほぐれ)、PPTを使って子どもたちの成長の様子を伝える映像や動画では頷く姿や笑い声も聞かれました。

一方、雪が凍ったままの朝の南園庭では子どもたちがスケートを楽しむかのように滑る氷の感触を楽しみながら「園長先生追いかけておいで」と言って逃げていく子どもたちがいたので、ご希望に応え追いかけてみるものの、木陰に逃げ込む子どもたちを追いかける際、足元や転ぶことが心配になってしまい、気持ちは若くても身体は正直で齢(よわい)を重ねていること、しっかり段取り(ストレッチ)をしておくことの大切さを痛感させられました。また、4歳児そら組の子どもたちと森の中に作った(できた)橋や小川を渡る笹の獣道?を紹介したところ、「なんかここおもしろい」「もういっかい行ってみよう」と言いながら冬の森を楽しんでいました。

長くなりましたが最後に・・・。栄養士のY先生が今月27日にわかめを味わう食育活動を計画してくれているのですが、その日を迎える前に「わかめ」という、とても面白い本を個人的に買い求め、子どもたちにどう伝えようか段取り(準備)してくれていたのです。これこそがプロの仕事・姿!今から27日が楽しみにでなりません。

Contents