園長ブログ

森のものがたり~今日のこども園~

2023.11.21 これで元気に!

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  ウンザリするほど暑かった今年の夏!そんな夏が恋しくなるような季節の到来を間近にすると、これまで勤めた幼稚園や保育園でもそうでしたが縄跳びをして遊ぶ子どもたちの姿が見られるようになります。その裏には縄跳びは全身運動で身体が温まるという生理的なことが関係していていることを、子どもたちは誰かに教えられずとも分かっているのだと思います。今朝も5歳児ひかり組の子どもたちが「えんちょうせんせいおはよう!」と言いながら走ってきて、「ねえねえ、えんちょうせんせい、ちょっとみてて」と言って前回し跳びや後ろ回し跳びはもちろん、走りながら上手に跳ぶところも見せてくれました。小学校2年生頃まで縄跳びが苦手で仕方なかった僕にとって何とも羨ましい姿であり、同じ時代に生まれなくて良かったとホッとしました。

さて、今日は子どもたちにみかんのおいしさを知らせるために仙台中央売市場から「仙台あおば青果」の方々、そして遠路遥々長崎(佐世保)から、みかん生産者と農業協同組合の方が来園くださいました。収穫感謝礼拝の際、野菜や果物が飾り付けられた広場のステージ上に置かれたテーブルに今日はみかんとそのキャラクターだけが置かれ子どもたちはみかんに釘付けの中、礼拝を守り、自己紹介をしていただいた後、10kgの箱にはサイズによりますが100〜150個入っていること、2月頃から準備を始め、春に花が咲き、夏に小さな実を付けるといった具合に1年間手塩にかけて作っていること、そのみかんはJRによる鉄道輸送やトラックで運ばれてくるというお話しを聞かせていただきました。そして、待ちに待ったみかんを代表の子どもたちが受け取るとみんな大喜び。ところがそれ以上に歓声が上がったのが驚くほど大きいみかん色のお客さんの登場の場面でした。あまりの迫力、見たことのない来客に泣いてしまう子どもたちの姿を予測していたのですが、悲鳴ではなくみかん色(黄色い)の歓声を上げ今朝玄関先で縄跳びをしていた5歳児よろしく、多くの子どもたちがピョンピョン跳ねて喜びを表現していましたが、それは、子どもたちに限ったことではなく先生たち、そして、厨房のスタッフも同様で作業の手を止めて笑顔で見ていました。子どもたち、スタッフみんなが風船入りのみかんをいただいて帰りましたが、家庭でみかんを話題に花を咲かせてくれれば幸いです。

最後に長崎からいらしてくださったJA長崎西海のTさんとTさん、仙台あおば青果の皆さんに感謝いたします。いただいたみかん美味しくいただきます。ありがとうございました。

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