園長ブログ

森のものがたり~今日のこども園~

2023.11.20 World Children’s Day

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  今日11月20日は世界の子どもたちの相互理解と福祉の向上を目的として、1954年に国連によって制定された「世界子どもの日」です。その30年後の1989年の11月20日、すべての子どもに人権を保障する初めての国際条約『子どもの権利条約』が、国連総会で採択されました。そんな素晴らしい日にも関わらず、いつまで続くのか分からないロシアとウクライナの争い、そしてイスラエル軍のパレスチナ自治区ガザへの侵攻が激しさを増す中で笑うこともできず過ごさなければならない子どもたちがいること、その他にも自由がない、衣食住が脅かされているといった子どもたちがいることを思うとやりきれなくなってしまいます。

一方、今日こども園では3歳児にじ組の子どもたちが畑で収穫したさつまいもを使ったパンケーキ作りに取り組み、5歳児ひかり組の子どもたちは、育苗から田植え、稲刈りに至るまで大変お世話になっている、田んぼの先生KさんやIさんをお招きし「ありがとうぱーてぃ」を催し、園の田んぼで収穫したお米を食べるなど、更に交流を深めることができました。児童クラブでは下校してきた子どもたちと「とちもち」作りの前段として、餅つきを行い美味しくつき上がった餅をきなこもちにして僕にまで届けてくれました。折角ですので数週間かけてアク抜きをした“とちの実”が使われず無駄にならないことを願うものです。

さて、よほど居心地が良く気に入ったのでしょう、先週二度もやってきたニホンカモシカの親子が今朝は子どもだけがやって来て草を喰んで言いました。おそらく親は子どもの様子が見える(感じられる)ところで見守っていたのだと思いますが、子どもを信じる親の気持ちが伝わってきた朝のひとときでした。少しづつ寒さが増してきていますのでいずれ草が雪に覆われてしまう日がやってくるかと思いますが、それまでいつでも来てもらえることを楽しみにしています。

学内の環境整備をしてくださっているK和の皆さん、ワゴン車や軽トラックのタイヤをスタッドレスへと交換を済ませ、降雪に備え除雪機の整備をしてくださっていたようです。

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