園長ブログ

森のものがたり~今日のこども園~

2020.03.14 「さよならを空にとばして」-修了式―

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森のこども園第4回修了式が北園庭で行われました。
修了式をどんな状態で行うか直前まで悩んだ結果、森のこども園らしく、園庭で行う選択をいたしました。
来賓、在園児の出席をなくして、子ども達、保護者1名と職員との式でした。
北園庭に花の道が出来上がり、周囲には子ども達の自画像の版画が飾られました。
 

時間通り登園した子ども達、保護者は体温チェックを受けて、子ども達はひかり組の部屋でガウンに着替え、保護者の皆様はみんなの広場に集まり本日の説明を受けました。

みんなの広場にはこども園開園の際に入園してきたりんご組からの写真が飾られ、保護者の皆様が見入っていました。時間になり本日の日程が説明され園庭の席に座りました。

ひかり組が入場して式が始まりました。今回は時間短縮で行うため礼拝・修了証書授与・園長の言葉・保護者の讃美歌・修了児のお別れの言葉・歌「さよならを空にとばして」の順で行われました。

 

途中から深々と寒さが堪えてきたと思うのですが、子ども達の態度、歌が立派でした。なにより、ここに至るまでお休みした子も多く、全体での練習はあまりありませんでした。長くお休みした人達には、始まる前に座る場所や修了証書受け取り方と退場の仕方を説明していました。

最後に担任の先生から話があり、修了児からプレゼントが渡されました。
そして修了児退場です。いつもですと退場の際園長と握手でしたが、今回は一人一人と顔を見てお辞儀をしました。

練習した際、「お顔を見て、目を見て」と声を掛けたら、教頭先生が「園長先生の顔を忘れないようにしっかり見て」と声をかけていたらしいのです。子どもから「えんちょせんせいのかおをわすれないよ」次の子から「ぼくも」と言われ涙が流れました。それを思い出し子どもたち一人ひとりとしっかり挨拶できました。

ひかり組のみなさん、これからも色々なことがあると思いますが、困難なことがあっても乗り越えられる力が育っていると思います。友達と力を合わせて今回の修了式を行えたことを誇りに思います。

「さむかった~」と甘えた声がしていました。保護者の皆様もさぞかし寒かったと思いますが、本日全員で行えたことを保護者の皆様に感謝されました。

本日はありがとうございました。

 

 

 

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