園長ブログ

森のものがたり~今日のこども園~

2023.03.17 「おめでとう」と「ありがとう」の3学期終業式

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今日はいよいよ3学期終業式。もも組さんから児童クラブの小学生まで、森のこども園で生活している子どもたち全員がみんなのひろばに集まりました。先日修了したひかり組さんもゲスト参加です。

まず、開会に先立って児童クラブ森の家の小学生による子どもたちの進級をお祝いするパフォーマンスです。

仙台雀踊り、「ツバメ」のダンス、そして桜丘小学校歌を披露してくれました。息の合った動きときれいな歌声にみんな大喝采でした。

園長先生からは、お話とともにピアノ演奏でのメッセージがありました。

園長先生は「桜の花の赤ちゃんは、なんと前の年の夏には木に宿っていて、寒い季節を経験するからきれいに咲くんだよ…」と教えてくださいました。子どもたちもみんな、寒い冬を終え、それぞれに成長した姿で嬉しい春を迎えました。園長先生のお話、そして心に響くピアノのメロディーがみんなの心の中にあったかーい春風を届けてくれたような気がしました。ピアノの演奏は讃美歌「球根のなかには」でした。イースターの讃美歌です。明るく優しい旋律にみんな聴き入っていました。「進級おめでとう」「大きくなるってうれしいね」そんなメッセージを子どもたちはしっかり受け取っていました。

そして3月でお別れになるお友達と先生方の紹介がありました。

これまでのたくさんの「ありがとう」の気持ちを込めて、プレゼントをお渡ししました。先生方からはそれぞれに温かいメッセージをいただきました。

最後はみんなで「ありがとうの花」を歌いました。寂しくて寂しくて大きな声をあげて泣いてしまった子もいました。大好きなお友達や先生とのお別れは心がぎゅっと痛くなるほど寂しいですね。そんなお友達の気持ちが伝わってくるから周りの先生たちももらい泣き…。涙声もまじっていたけれど、心をこめて歌った歌はきっとみんなの心に残ったことでしょう。

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