園長ブログ

森のものがたり~今日のこども園~

2021.02.02 124年後の節分❓

2月2日は124年振りの節分です。数字に詳しいひかり組さんが盛んに強調していました。今日は北園庭で焚火台を囲んで大豆を炒って、イワシの頭を焼くはずでした。

ほらこの通り、準備も万端で…でも、残念!ご存じのように強い風!時折吹き飛ばされそうに吹く風では、炭とはいえ火をつけるのは危険です。みんなの広場に会場を移しそこで節分行事をすることになりました。

森のこども園では節分を古来からの行事と捉えて、心の鬼を追い出しに「豆まき」をします。でも可愛いい小鬼さんが先生とやって来ました。今まで人見知りが激しかったもも組さんが、カラー積み木の上にちょこんと座っています。

 

豆を炒るいい香りがしますね。もも組もぶどう組もしっかりテーブルの上を見つめていました。どうですか?真剣な眼差しでしょう?イワシの頭も登場しました。鬼が嫌いだというイワシの臭い、これをヒイラギに刺して軒下に飾ります。

以上児クラスは密を避けるため、1グループ。2グループに分かれて節分の話を聴き、炒った豆を枡に入れてもらい受け取りました。

 

イワシの頭もいい香りが漂い「たべたくなっちゃった。」「おなかすいた。」「まめもいいにおい。」豆まきの歌が終わったら、さあ、豆まきの練習をして心の中にいる鬼を追い出しに行きましょう。

 

りんご組さんは森の道に向かって「おにはそと!」「ふくはうち!」一粒ずつを大事にまいていました。

森ではにじ組やひかり組、そら組も「おにはそと!」森の奥に向かって力いっぱいまいていました。

心の鬼は追い出せましたか?なぜかみんなすっきりした顔をしていますね。森の中の方が風が穏やかでした。

明日は立春です。戻る道で落ち葉の間からカタクリのまだらな緑の葉が見えました。子ども達はフキノトウを見つけていますが私はまだ見つけることができないです。午後にはビックリするほど冷たい風が吹き荒れましたが、春はそこまで来ています。

朝に「すぐちかくでハクチョウが18わいた!」と興奮して教えてくれた人がいました。ハクチョウが見られるのもあと少しですね。

 

 

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